後悔する前に知っておきたい! 専業主婦になる前に心得ておくこと4ヶ条
最近の厚生労働省の調査によると、独身女性の3人に1人は「結婚したら専業主婦になりたい」と考えている反面、結婚相手に専業主婦になってほしいと考えている独身男性は5人に1人。専業主婦って本当に魅力的なの? 専業主婦としての生き方を選択する前に知っておくべきことをまとめてみました。
なぜ専業主婦になりたいのか考える
家で仕事をするということは、今までの築いてきた仕事上のキャリアを諦めるということ。それは少なくとも自分で決めた選択であるということが重要です。夫の意向や、周囲の視線に押されて専業主婦になった場合、仕事や社会活動への未練が残ってしまい、専業主婦という仕事を選んだことを後悔してしまいます。家庭に入る前に、専業主婦になることが自分自身の希望なのか冷静に判断する時間が必要です。
自分の性格に合っているか見極める
「専業主婦職」を誰でもできると仕事と考えるのは大間違い。どんな仕事にも向き不向きがあるもの。例えば家事が得意でも、キャリア志向が高く単調な作業が嫌いな女性や、金銭感覚に優れず金遣いの荒い女性は専業主婦には不向きの性格といえます。
また、家事の得意、不得意よりもまず、家庭に従事して家族をサポートしたいという家庭観をもっている女性は、専業主婦という限られた仕事の中でもやりがいを見出すことができます。報酬や業績など目に見える評価をもらえない環境の中でポジティブに働くことは、決して容易なことではないということを心得ておきましょう。
金銭的な余裕があるか確認する
仕事を辞める前に、パートナーときちんと収入&出費について話し合っておくことは主婦になるための必須条件。退職してしまってから、パートナーの収入だけでは生活費が足りないなんてことは避けたいもの。生活レベルや価値観は人それぞれ。自分がどのような生活をしたいのか、それを満たすことができるだけの経済力があるか、きちんと確かめてから決断をしましょう。
家と外とのバランスをうまくとること
仕事をしているとほとんどの場合、他人との付き合いは避けられませんが、専業主婦の社交性はその人次第。付き合いが苦手なので、家に一人でいる方が楽なという人もいますが、実際、孤独感に苛まれる専業主婦は少なくありません。ある程度の社交性をもち、社会の行事に積極的に参加することができる人は精神的なバランスがうまく保たれ、家での一人仕事に対するストレスをうまく回避することができます。