男女の育て方の違いから学ぶ!本当に男子の心に響く3つの伝え方

2012.12.06

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男の子と女の子の育て方は違います。男女では脳の仕組みが違いますので、「理解の仕方、感覚、行動」が異なってくるからです。同じことでも、男女で説明の仕方や方法を変えないと、本当に相手の理解を得られないもの。
これは大きくなっても同じです。自分にとっては当たり前のことでも、男子はピンと来ていないことって、実は多いんですよ。育て方から学んだ、男子の心に響く伝え方をご紹介します。


根拠で説明する

女の子には情緒豊か。根拠を教えることも必要ですが、「~したらかわいそうだよ」など情緒に訴えることで、やっと理解できます。一方で男の子は論理的。「~という理由で」「~が必要だから」など、論理的に根拠で説明しないとうまく納得できません。
男子に話や説明をするときには、情緒に訴えたり、感情論ばかり話しても理解しにくいもの。それよりは根拠的に説明した方が、理解を得られます。特に喧嘩をした時に思い出して下さいね。

他人の感情の変化への興味は薄い

女の子の方が人間関係への興味が深く、遊びでもおままごとや人形遊びが好きです。一方で男の子は、「人の感情の変化に気付く」ことに疎いもの。「言われてはじめて気付く」ことが多いのです。これは「女の子は育てやすい、男の子は育てにくい」の理由の一つ。女の子は周囲の人の感情を察し、それに対応した行動をとります。一方で男の子は注意されてやっと気付く、という性質なんですね。
ここから言えるのは、「男子には言葉で伝えないとわからない」ということ。例えば「(彼のこと好きなんだけど、態度で)分かってくれるかな」や「どうして私の気持ち(寂しいなど)に気付いてくれないの」と思うのは的外れ。言葉で伝えることを日頃から習慣化しましょう。

「夢中になっていること」を褒めるのが1番効果的

「褒めポイント」も男女で異なります。女の子は特に容姿について敏感。褒めすぎもいけませんが、容姿へ言及する際には注意したほうが良いでしょう。男の子が1番褒めてもらって嬉しいのが、「自分が夢中になっていること」。
例えば女子には理解できないけれど、男子が夢中になっている趣味や仕事、ありますよね。それを「何それ」と非難するのではなく、具体的な内容を「褒める、興味を持つ、質問する」こと。実はこれが1番男子は嬉しいのです。

いかがでしたか?女子目線で考えず、男子の心に響きやすい伝え方をマスターしてみてくださいね。

2012.12.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/