ブスにも2種類いた【後編】~僕らが見た「可愛くないブス」5選~

ここのところ何かと話題のキーワード「ブス」。メディアでも『SPA!』でブスが11パターンに類型化されたり、Web媒体『AM』でブスについての特集が組まれたりと、やたらと「ブス」が多く取り上げられた1年でした。この「ブス」について男子に聞いてみると、ブスは大きく分けて2種類いて、可愛いブスと可愛くないブスに分かれるのだとか。
「ブスにも2種類いた」というテーマを前後編として、後編では「男性から見た可愛くないブス」をご紹介します。


1、マイナス思考なブス

「ブスは笑顔を鍛えるべきだと思います。『どうせ私なんてかわいくないし』『見た目が良くないので』とマイナス思考のループに陥るのは、その人を余計にブスに見せてしまうと思う。
開き直って堂々とした方がいいですよ。森三中の大島さんなんて、一応ブスキャラで売っているはずなのに、キラキラしてるじゃないですか」(31歳/営業)

2、口の悪いブス

「美人で口が悪いのならまだ許せますが、ブスで口も悪いとなおさら『性格が悪いんだな』と思っちゃいます。偏見かも知れないけど、それが世間の見方というもんですよ。ブスでもやさしくて性格が良ければ、人として可愛く見えますからね」(29歳/コンサル)

3、泣いてごまかすブス

「こういう人に限って『涙は女の特権』なんて思っていそうだからタチが悪い。泣けばいいって問題じゃないですからね。職場でミスをしたことを少し詰めたら、ブスな後輩にデスクで泣かれたんです。美人が泣いてもいい気はしないのに、ブスな子が泣いて問題をフェードアウトさせちゃうのも、かなり苛立ってしまいます」(27歳/IT)

4、身の程知らずなブス

「自分が見えてないブスっているんですよね。自覚がないというか。合コンでひとりだけ『可愛い』と言われなくて不機嫌になる子とか。身の程を知ってほしい。それが大人というもの」(34歳/不動産)

5、怠け者なブス

「仕事中にこっそり寝ているブスな女性社員がいます。ときどき15時頃から1時間くらい、お茶休憩に行っていることも。あたりまえのことすらサボっちゃうのは、そもそも人としてダメだと感じてしまいますね。せめて仕事くらいちゃんとしろよ、と」(30歳/メーカー)

言動ブスがブス度をアップさせている可能性もありそう……。逆にいうと言動に注意すればOKということなのかも。現在「ブス心撲滅運動」という心強いキャンペーンを展開しているキレナビの編集長・伊藤春香さんにお話を聞いてみました。

「ブスって、(自戒をこめていいますが)言い訳が多い気がするんですよ。で、言い訳を楯にして開き直っちゃってるのが一番まずいと思います。生まれ持った外見は、もう、仕方がない。そこからどう発展出来るかが一生ブスのままいるか、キレイになるかの分かれ道だと思うので、とにかく『ブス心(ゴコロ)』を捨てて、自分がどうやったらキレイになるかを、一生懸命考えることが大事だと思います」

確かにと納得してしまうお言葉!ついダラけがちな筆者も身が引き締まる思いです。ブスを卒業したい女子はチェックしてみてはいかが?

ブスにも2種類いた【前編】~僕らが見た「可愛いブス」5選~

2012.11.20

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Written by 池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子