恋人とムダなケンカをしないカップルが心がけていることとは!?

「ケンカをした方が深く理解し合える」「ぶつかることでより絆が深まる」なんて話もありますが、なるべくなら恋人とケンカなんてしたくはないですよね。本質的なこと、大事なことにまつわるケンカならまだしも、些細なことでのケンカは極力避けたい。ムダなケンカをしないために心がけていることを、恋人持ちの方たちに聞いてみました。

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1、正論だなと思ったら直す(28歳/男性)

「彼女の家にいるとつい朝の歯磨きを忘れちゃうんです。夜もたまに面倒くさいな~とか思って、せずに寝ちゃう。そんな僕に歯磨き好きの彼女は『口臭い』『汚いから歯磨きして』とうるさいんです。最初は『いいじゃんちょっとくらい。うるさいよー』と流しつつ、プチケンカ的になっていたのですが、よくよく考えてみたら正論。それ以降は自分の行動を正して、そういったくだらない争いはなくなりました」

2、一時停止する(27歳/女性)

「彼と『明日はどこに遊びに行こうか』なんて、行き先を検討していたんです。いつもならすんなり決まるのですが、その日は妙に意見が合わない……。何となく嫌な感じになりそうだったので『この話は今日はここまで。明日起きてからそのときの気分で決めよう?』と中断。険悪ムードになってしまう前に、1度リセットするのは効果があります」

3、信頼する(29歳/女性)

「仕事柄、出会いが多い彼。よく飲みに行っているみたい。でもそれに対して何か言うと、彼もいい気はしないはずなので、あえて興味がないフリをします。新規で出会った子とは友達になっているし、不安がないといえば嘘になりますけど。でも、相手を信頼するのが一番。2人でいるときに楽しく過ごせますから」

4、折れてみる(30歳/男性)

「彼女の方が年下だということもあり、2人の意見が分かれたときには、僕の方が折れるようにしています。その後で『次は●●行こうね♪』とかわいく言っておけば、次回のデートでそれが反映されるので。折れつつも自分の意見はきちんと伝えておくことがベスト」

5、返信の遅さに文句を言わない(26歳/女性)

「メールの返信がたまに1日以上もない彼。なのにFacebookには投稿しているので、ちょっとイラッとくるんですけど、それに関しては何も言いません。言うとモメそうだし、逆にイラッとされそうなので」

6、癒しを意識する(31歳/女性)

「彼がちょっとイライラしていたり、不安そうだったりというのは、見ていて分かるもの。そんなときは私からあまり話しかけず、彼が口を開くのを待ちます。そんなときにゴチャゴチャした話をすると、いい結果にはなりません。肩を揉んであげたり、熱いお茶を入れたりしているうちに、彼もリラックスできるみたいで『実は……』と切り出してくれます。空気を読むことが大事」

自分自身がケンカをしたくないからというだけではなく、相手への思いやりの見られる回答が目立ちました。些細なケンカは心をすり減らすだけではなく、互いの気持ちに行き違いを生んでしまうことも。相手を思う気持ちを見直すことが必要なのかも知れません。

2012.09.23

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記事を書いたのはこの人

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Written by 池田 園子(いけだ そのこ)

岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子