巷にあふれる恋愛観。。でも現実はちょっと違う??

2012.08.13

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恋愛について世間ではもっともらしく言われていることが数々ありますが、それってほんとうに正しいのでしょうか?
何気なく信じてしまいがちな恋愛観のあれこれをもっと深く分析してみると、実は意外な答えがでてくるようです。。。


その1)親近感こそがロマンスを生み出す。

→現実:たしかに、お互いをよく知っていることはよいことですが、付き合いが長くなってマンネリ化しつつあるカップルに必要なのは、出会った頃のような“ちょっと距離感のある関係”を取り戻すこと。まだ関係が浅いときだと、相手のリアクションに一喜一憂したり、恋するときめきも大きかったはずです。
人間は楽なことに流されやすい生きもの、“釣った相手に餌はやらない”というのも無理のない心理といえそうです、だからこそ、恋の相手とは、ほどよい緊張感をキープするのが重要になってきます。

その2)自分とは違うタイプと付き合ったほうが、いい恋ができる。

→現実:たしかに、恋の始めに自分とは正反対のタイプに惹かれるというのはよくあることです。しかし、心理学者のスコット・リリエンフェルト博士は、多数のカップルたちを調査したところ、正反対どうしのカップルよりも性格の似通ったカップルたちのほうが結局関係が長続きしやすい、ということをみつけました。
性格や人生に対する姿勢、このふたつを共有しているほうが安定した関係を築きやすいというのです。たしかに、自分とはまったく違う要素をもった相手は、付き合う分には刺激的ですが、、、。その恋愛からなにを得たいか、刺激か安心感か、よーく考えてみて。

その3)つよい恋愛感情はいつまでも続かない。

→現実:よく“3年も付き合ったら、あきちゃう”とか、“夫婦もいつのまにか同居人みたいな関係になる”とか言われますが、ちょっと残念。どんな好きな相手でもいずれは空気のように“傍にいて当たり前”の存在になってしまうのでしょうか?
6000組のカップルを対象とした調査では、一緒にいる時間が長いほど相手への愛情も深まり、満足度も大きくなっていると回答したカップルが少なからず存在することが判明。時間の流れと共に愛が薄れるとは言い切れないことが伺えます。
このようなカップルの特徴は、お互い相手に依存していないということ、なによりも自分の人生をパートナーの有無にかかわらず肯定的に捉え、楽しむことです。また、恋人や夫婦関係だけに依存せず、生きがいを見出せる趣味、仕事、ライフワークといえるものをもっている人が多いといいます。
まだ、そんな相手と出会ってない人は、まず“自分が心から楽しんで打ち込めること”を見つけることから始めてみてはいかが?

2012.08.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。