海辺で薔薇の花束は嬉しくない!? 意外と多い「サプライズ嫌い女子」とその理由
学生時代の友達と集まっていたところ、男友達のひとりが「彼女にサプライズプロポーズをしようと思う」という話をしていました。彼いわく、記念日に泊まりに行くホテルでプロポーズを考えているのだとか。なんでもすでにホテルの人と打ち合わせをしているらしく、部屋にはハート型のバルーンがいくつも浮かべられ、「結婚してください」とプレートに書かれたケーキが運ばれてくる設定なのだとか。それを聞いていた女子一同は口をそろえて言いました。
「うわあ、なんかヤダ……」。
「きゃーステキー!」というリアクションを予想していた男友達はひどくショックを受けていた様子。みなさんならこのプロポーズ、どう思いますか? 女子はみんなサプライズ好きかと思いきや、実際は「サプライズ嫌い」の人も多くいますよね! ここではそんなサプライズ嫌い女子の理由を聞いてきました!
サプライズが嫌いな理由1:リアクションに困るから
「突然車の後ろから薔薇の花束を出して渡されるというベタなことをされたときはリアクションに困った」(32歳/メーカー)
▽ サプライズが苦手な理由のなかでもっとも多かったのは「リアクションに困る」というもの。たしかに、いきなりいつもと違ったキザな対応をされてもびっくりしてしまいますよね。サプライズが嫌いな女性が「驚き>困惑」というリアクションをしてしまうのに対し、サプライズをしている男性が求めているリアクションは「喜び>驚き」。だからこそ、相手の期待したリアクションがとれなかったらどうしようという不安もあるそうです。
サプライズが嫌いな理由2:準備ができていないから
「当日に突然“今日はサプライズがある”と言われて高級ホテルのディナーに連れて行かれた。カジュアルな恰好で明らかに浮いてしまってブルーな気持ちになった」(26歳/保険)
▽ 大人であればTPOをわきまえておきたいもの。行先によってメイクや服装も変化してくるので、突然敷居の高いお店に連れて行かれても困ってしまいますよね。いつものデートのつもりでカジュアルな服装で行ったら、雰囲気の正反対なお店に連れて行かれてゲンナリという経験をしたことがある女子は多い様子。服装を選ぶ段階から女子のデートは始まっているのだということをお忘れなく!
サプライズが嫌いな理由3:自己満足していそうだから
「とにかくお金がない彼。デートでは私が奢ることが多いのに、突然リムジンからの高級ホテルコースのサプライズをされた。自己満足している感じにイラッとした」(34歳/商社)
▽ たまにのゴージャスなプレゼントより、毎日のささやかな優しさのほうが嬉しいという女性。日頃彼女に対して不義理をしているのをサプライズで一気に挽回しようとしているところが「甘い!」のだとか。「数年に1回サプライズしただけで満足している」という人は要注意です。
ロマンチックで感激しそうなサプライズの演出ですが、女子ならだれでも好きというわけではなさそう。サプライズをしたときに無邪気に「わーすごい! うれしい! ありがとう!」なんて言える女子たちばかりではないことを心に留めて、自分の彼女はどちらのタイプなのかを見極めるのが大切ですね。