潔癖症も行き過ぎると大問題という!?現代人の異常すぎる清潔志向

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Googirl編集部

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2011.02.05.Sat


日本も風邪やインフルエンザの流行する季節になると、除菌、殺菌効果のある石鹸やら洗剤が大々的に宣伝され、人々の気持ちを煽り立てます。
10年前と比べて、人々の清潔志向はますます高まるばかりですが、この過熱ぶりがむしろ私たちの健康を脅かしつつあるという現実があることをご存知でしょうか。

21世紀に入り、私たちは清潔マニアといってもいいくらい過剰反応を示しています。現在よく見られる手洗い用消毒ジェルは、10年前は病院でしか使用されていませんでした。


では、全ての“ばい菌”を身の回りから取り除かなければならないほど、私たちはか弱い存在なのでしょうか。それは大きな間違いです。
成人の体には100兆個もの細胞が存在し、そのうちおよそ9割は細菌といわれています。つまり私たちの体は細菌との共生関係を築いており、除菌や殺菌ばかりに注力することは、体が本来持っている免疫効果を低下させることにつながります。
また、除菌、殺菌用の製品を使い続けていると、細菌が耐性を持ち始め、いわゆる“スーパーバグ”(今までの薬剤成分が効かない新種の細菌)となってしまい、いたちごっこのようになってしまいます。

こうした清潔マニアが蔓延する背景には、消毒用品などを売る企業が、積極的に細菌の恐ろしさを喧伝し、人々の関心をひきつけていることもあります。アメリカでは2004年から2005年の1年間で、殺菌剤の売上げは54パーセントも伸びました。
どこまでも清潔さを目指さなければいけないという考えに取り付かれ、1日に何度も手を洗わなければ気のすまないような強迫神経症に悩む人も出てきています。
不安が煽られているという点では、現代アメリカの平均的な10代世代がかかえる不安のレベルは、50年前の精神病患者に匹敵するという調査結果もあるほどです。

通常の生活には、リスクや不確実性、ときには後悔といったものがつきものです。
現代人は不安感から、こうしたあらゆる人生のネガティブ要素を取り除こうとしますが、努力すればするほど新たな不安感が生まれ悩まされてしまいます。大切なのは、リスクや不安をゼロにすることではなく、どうやってそれぞれのバランスを保つか、ということではないでしょうか。

家庭で気をつけて欲しいこと

>台所の食器洗い用スポンジは、毎週取り替えるか、あるいは塩素と水で消毒する。

>掃除機の集塵袋は1ヶ月に1回取り替える

>トイレの水を流している間は、フタを閉じた状態にする。

>歯ブラシは定期的に消毒する。

健康と細菌に関する意外な事実

>顔を手で触るのは望ましくありません。細菌は、目、鼻、口といった部分から侵入してきます。

>電話、テレビのリモコン、冷蔵庫の取っ手は、細菌の格好の隠れ場所となっています。ホテルなどで気になる人は、消毒用ジェルを持参したほうがよいでしょう。

>公衆トイレの便座が衛生上よく懸念されていますが、それよりも400倍も汚いのが、オフィス環境という調査結果もあります。


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