子育てお悩み解決 今のままでもふくらむ!毎日の「遊び」のコツとは?
赤ちゃんがある程度育ってくると、遊び方で悩むママは多いと思います。「遊びがマンネリ化している」「毎日同じ遊びで時々付き合うのに疲れる」「間がもたない」など。おもちゃを増やしても、買っても遊ばなかったり、もって5分のおもちゃが多いんですよね。しかし今のままでも、ちょっとしたコツで遊びは膨らむんです。以下の要素を取り入れてみて下さいね。
1、生活習慣も立派な遊び
親にとっては日常動作である「食べる、着替える、片付ける」。しかし赤ちゃんにとっては、何もかも初めてで、生活習慣も立派な遊びなんです。例えば食事だけでも、「食べ物のニオイをかぐ、感触を確かめる、かたさを知る、温度を感じる、形や色や名前を知る、味を知る、道具を使う」など、赤ちゃんにとっては全て面白いですし、冒険です。
遊びというと「特別なことをしなくちゃ」と思いますが、生活全てが遊び。あまり気構えず、生活習慣も遊びに変えて楽しんでみましょう。
2、知恵を貸すことに重点を置く
遊びで重視したいのは、「知恵を貸す」こと。ただおもちゃを与えるのではなく、おもちゃの使い方を教えてあげましょう。違うおもちゃ同士を組み合わせて遊んだり、普段はしない使い方をしてみたり、設定やお話を作るなど、遊び方は無限大。マンネリ化が防げますし、赤ちゃんの知恵発達にも効果があります。
3、遊びに入り込む
傍観者の立場で教えるというスタンスよりは、ママも一緒に遊びを楽しんじゃいましょう。遊びに入り込むと、絵本1冊を読むにも演じたり、擬音語を多めに交えたり、歌ってみたり、口調を変えてみたり、1Pを丁寧に解説したりなどレパートリーが増えます。感情表現も本気で喜ぶ、時に悔しがるなど、大きく表現して。赤ちゃんもママも楽しめます。
4、実用品や自然の力を借り、本物を体験させる
せっかく高いお金を出したカラフルなおもちゃよりも、無機質な日用品やゴミの方が赤ちゃんの食い付きがいい、ということに気付く人は多いでしょう。赤ちゃんは本物志向。実際に本物を見せたり実体験をさせる方が、赤ちゃんが受ける刺激も大きいのです。
デパートにいくとおもちゃがたくさんあり、おもちゃの数が少ないと悩む人も多いと思いますが、おもちゃよりは本物を触らせてあげましょう。例えば、野菜、フルーツ、調理用具(危ないものは禁止)、空き容器など。雨の日は濡れて可哀想だから外出しないという人もいますが、雨に濡れる、雨音を聞く、水溜りで遊ぶのも遊び。自然に力を借りて、遊びましょう。
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。