目指せ料理女子隊!ちょっとの手間で肉&魚が美味しくなる下ごしらえは?
レシピ通りに料理をしても、味がしみてない、臭みがある、イマイチ美味しくない・・・と感じたことはありませんか?実はちょっと下ごしらえをすれば、調理後の肉や魚が美味しくなるんです。少しの時間でカンタンにできる、調理前の下ごしらえをご紹介します。
全肉共通
保存
汁が出てきますが、これは肉を痛めたり、臭みの原因になります。汁が出てきたら丁寧にペーパータオルでふきとりましょう。購入時に汁が出ている肉は、新鮮でないので避けること。調理前
ひき肉以外の肉は、調理の15分前に冷蔵庫から出して常温に戻してから調理しましょう。冷たいまま調理すると、肉が固くなります。ひき肉は傷みやすいので、調理直前に冷蔵庫から出しましょう。
鶏肉
切り方
火の通りを均一にするためにも、厚みを揃えるように切りましょう。ヘルシーに食べたい時は、皮や白い脂肪は取り除くこと。
下味
皮には味がつきにくいので、フォークで皮に穴をあけましょう。こうすると皮にも味がなじみます。
炒める
卵と片栗粉をよく混ぜ合わせたものを鶏肉につけましょう。こうすると熱を加えても肉が固くなりません。また、片栗粉にタレが絡みやすいので、味もなじみやすくなります。
ムネ肉、ササミ
臭み抜きとして、肉に調理酒をかけて20分程置きましょう。水からゆでて冷蔵庫で保存すれば、5日ほどは持ちます。
牛&豚肉
焼く&煮る
調理直前に小麦粉をまぶすと、肉の旨味が逃げません。タレも絡み、味がなじみやすくなります。
ステーキ肉
肉たたきやすりこぎで、厚さが均等になるようにたたきましょう。火が均一に通り、肉自体も柔らかくなります。その後筋や繊維を包丁の先で3~4箇所切りましょう。加熱時の反り返りを防げます。
魚
魚は臭み抜きが命。まずは水で血やぬるみを取り除きます。それから調理法に合わせて臭み抜きを行いましょう。
焼き魚→塩
塩を振り、切り身は10分、皮付き魚は20分ほど置きましょう。鮮度の高い魚なら直前でいいのですが、鮮度の低いものは早めに塩を振りましょう。
煮魚→熱湯
表面が白っぽくなるまで、熱湯をかけましょう。
洋食→ワイン
白身魚には白ワイン、クセの強い魚には赤ワインをかけておきましょう。
ムニエル→牛乳
牛乳にひたしておきましょう。
身を締めたい→酢
魚の身を締めたい、美味しくしたいなら、酢を振りかけたり、酢で魚を洗いましょう。臭みも抜け、身が締まって美味しくなります。
ライター:宮野茉莉子証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。