妊娠~育児期に欲しい本No1!日本最高齢助産師『大丈夫やで~ばあちゃん助産師のお産と育児の話~』のススメ

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Googirl編集部

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2012.03.24.Sat

妊娠~育児まで、女性は急激な体の変化やホルモンバランスによる情緒不安定、初めての子育てと、緊張しっ放し。そんな時に知りたいのが、「66年間、365日24時間」お産に関わってきたきた、ばあちゃん助産師だからこそ語れる話。
肩の力が抜け、自然な気持ちで赤ちゃんに向き合えるようになります。中には86歳のおばあちゃんとは思えない、斬新的な考えも。1歳の子を持つ私が、実際妊娠~育児を経て「ばあちゃんだからこそ語れること」と感じた言葉をご紹介します。

著者・坂本フジヱさんのプロフィール&生活

和歌山県田辺市「坂本助産所」の助産師、坂本フジヱさんは86歳。助産師暦66年で、とりあげた赤ちゃんは4000人近く。
私はTVで「ばあちゃん(以下坂本フジヱさんの呼び名)」の存在を知ったのですが、まず一番驚いたのが、ばあちゃんの助産院は365日24時間対応。赤ちゃんが産まれると、ばあちゃんも夜中は2時間毎に起きて一緒に赤ちゃんの面倒を見るんです。
実際生まれたての赤ちゃんが一度起きれば、オムツ替えから授乳~寝かしつけに、最低でも30分はかかります。そこから自分が寝付き、次起きるまでは、どんなに長く眠れても2時間(新生児には3時間ごとに授乳をしなければいけないため)。お母さんは自分の子のことだし、子供が成長すれば眠れるようになりますが、ばあちゃんはこれを66年間繰り返し、86歳の今でも続けています。それだけで頭が上がらないなと思いました。話し姿は素朴でおっとりしているのですが、「一番ハードな仕事人」といえます。

ばあちゃんだからこそ語れる言葉

妊娠中

『お産は、食べて、寝て、排泄する、その延長です。もっと気楽にすればええんやで。』
はじめての妊娠は、つわりからはじまり、味覚の変化、胸のハリ、胎動、日に日に大きくなるお腹など、短期間の急激な体の変化に、驚くことばかり。ホルモンの変化もあり情緒不安定になりやすく、心が張り詰めてしまう初産婦さんがほとんどです。少子化もあり、私達にとってお産は特別なことに思えますよね。
ばあちゃんいわく「お産は日常」。科学も何もない太古の時代から、みんなが普通にやってきたこと。妊娠~育児は頭で考えるほどうまくいかず、「起こったことを自然に受け止める力」が重要。お母さん主体の「産む、育てる」ではなく、赤ちゃん主体の「生まれる、育つ」のサポートをすると考えるべきだそう。

出産

『赤ちゃんが生まれる過程は信じられんようなことばかり。だから考えすぎはだめ。自然の力を信じること。』
4000人近い赤ちゃんをとりあげたばあちゃんいわく、「同じお産は一つもない。同じ生き方が一つもないのと一緒。」。同じ人が8人産んでも、お産は全部違うそう。お産の主導権は赤ちゃんが握っており、お産の進み方は赤ちゃんの気質も関係しているとのこと。予定日過ぎてやきもきしたり、ゆっくりすすむお産に不安を感じる必要はないそうです。ただお母さんがお産を恐れると陣痛がストップしてしまうので、なるべくリラックス状態で望みたいところ。

育児

『授乳って、セックスの意味もあるのと違うかなぁ。』
出産経験のない方にはちょっと刺激的な内容かもしれませんね(笑)でもこの言葉こそ、私がこの本を買おうと思ったキッカケ。実は私も自分の子を見てこう感じていました。赤ちゃんて授乳中、驚くほど幸せそうな表情をするんです。
「授乳は赤ちゃんの中の「性の遺伝子」に働きかける」と、ばあちゃん。赤ちゃんの時にしっかり抱きしめられ授乳で満たされた子は、思春期の、特に男性に見られる異常な性欲に、歯止めがかかるそう。抱きしめられることで愛情をきちんと感じることができ、自分と他人を大切にするようになるそうです。自分と他人を愛せるって、生きていく上で一番重要なことですよね。

『「手抜きの子育てしなさいね」ってみなさんに言うんです。しんどさがなければ赤ちゃんをかわいく思えますから。』
子育てがスタートすると、実の親、義両親から、友達、お医者さん、通りすがりの人まで、子育てや子供の成長に口を出してきます。家にいれば旦那が子育てに加え、完璧な家事を求めてきます。そうすると赤ちゃんが可愛いという感情よりも、子育てのしんどさの方が大きくなってしまいます。子育てで一番大切なことは、「赤ちゃんを可愛いと思えること」とばあちゃん。
自分がしんどくならないようにすることが重要。家事は完璧じゃなくても死にはしない。赤ちゃんを早めに寝かせて自分の時間を作ったり、たまには実家に頼って外出してOKとのこと。疲れたと感じたら遅いと思って。毎日適度に手抜きして、心から赤ちゃんを愛せる環境を自ら作ることが大切なのですね。

自分用にも、プレゼントにも

いかがでしたか?妊娠すると、まずは体の変化を知るために妊娠・出産本を買うと思いますが、心の変化のためにこの本を読むと、肩の力が抜け、リラックスしたマタニティーライフを過ごすことができます。妊娠した友達へのプレゼントもオススメ。是非手にとってみてくださいね。

『大丈夫やで~ばあちゃん助産師のお産と育児の話~』

ライター:宮野茉莉子
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」
がモットー。

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