プレゼンやスピーチ、面接に!「不安は紙に書く」が成功の秘訣

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Googirl編集部

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2011.01.23.Sun


試験や面接、スピーチにプレゼン。用意周到にすればするほど、そして良い結果を望めば望むほど、あがってしまって上手くいかない……そんな経験はないだろうか。
実はこのようにストレスが多い状況では、直前に不安や心配ごとを紙に書き出すことで、パフォーマンスがかなり向上することが明らかになった。

「ストレスの強い状況におかれると、人は次に起こることを心配し始めます」と、シカゴ大学のシアン・ベイロック教授は解説する。「そして不安を感じることで、目の前のタスクに使用されるべき脳の資源が使われてしまうことに。
そこで、紙に書き出して不安を和らげることで、タスクに集中できるようになるのです」

ベイロック教授はかつて、人はプレッシャーを感じると、「ワーキングメモリ(作動記憶)」として知られる脳の処理能力が激減することを証明している。
ワーキングメモリは、いわば「脳のメモ帳」のような役割を果たしているが、この「メモ帳」は心配ごとがあるとそれで手いっぱいになってしまうため、知力が低下してしまうのだ。

この理論を証明するため、ベイロック教授が率いる研究チームは大学生を集め、ふたつの数学のテストを受けさせた。

・1回目のテスト前には、研究チームは「最善をつくすように」とだけ学生に指示。

・2回目のテスト前には、「成績が良かったら賞金を与える」、「成績は連帯責任で評価する」「試験の様子はビデオで録画し、数学の教師たちに見せる」と伝え、ストレスを与えた。

学生はふたつのグループに分けられ、グループ1はテスト開始10分前に、テストに関する不安を紙に書き、グループ2は何もせずにテストを行った。


その結果、グループ1は1回目よりも5%も成績が上がったのに比べ、グループ2は1回目よりも12%も成績が低下。
「グループ2は、テストに対する不安のせいで、脳がまひ状態になったのだと考えられます」とベイロック教授は分析する。

また別の実験では、テストに対して不安を感じやすい学生を集めて試験を行ったところ、テストの開始直前に不安を紙に書いたグループは平均でBプラスの成績となったが紙に書かなかったグループは平均がBマイナスだった。
これにより、紙に具体的な不安を書き出すことでそれを克服することができ、本来の能力に応じたパフォーマンスを実践できることが明らかになった。

ベイロック教授は、不安を書き出すというこの行為は試験だけでなく、クライアントへのプレゼンやスピーチ、そして仕事の面接などでも応用できると説明している。


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参考記事:Write away your worries if you want to succeed

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