世間に流布する健康情報のあれこれ。『ウソ?』『ほんとう?』

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Waxy

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2011.12.18.Sun

世の中に流布する、健康情報やうんちくのあれこれ。もっともらしく聞こえるものも、実はあまり根拠のないことだったりします。ついつい、信じ込んでしまいがちなこうした俗説たちの真偽について、海外の専門家たちに検証してもらいました。

俗説1

抗菌性の石鹸は、通常の石鹸よりも、殺菌効果が高い??

検証者:細菌学者 アン・マックザラック教授(カナダ)

風邪やインフルエンザが流行するシーズン、予防のためには石鹸も殺菌効果の高いものを、と考えるのが人情ですが、抗菌性石鹸のほうが、ふつうの石鹸よりも効果的とはかならずしもいえません。
抗菌性石鹸には、たしかに殺菌作用のある原料(通常、トリクロサンと呼ばれる殺菌剤)が含まれていますが、これが通常の石鹸以上に効果を発揮するのは、10分ちかく手を洗い続けてからです。
でも、手洗いだけに、10分も時間を費やす人はほとんどいないでしょう。それよりも、20、30秒でよいので手を洗うときは、爪や指の間といったあらゆる部分をよく洗うことが肝心です。

結論:正しくない

俗説2

赤ちゃんが生まれて、授乳中の女性は妊娠しない

検証者:助産婦 メリッサ・メイマン(オーストラリア)

たしかに、授乳中の最初の6ヶ月間の間、生理のこない女性は、妊娠しないとふつういわれています。これは、“授乳性無月経を利用する避妊方法”と呼ばれている自然なメカニズムです。
しかし、この期間だからといって、絶対に妊娠しないとは限りません。この避妊方法をとった98~99パーセントの女性に有効という調査結果がありますが、完全とはいえないのです。
女性の身体はほんとうに十人十色。出産後すぐに生理がくる人もいれば、1年近くないこない人もいます。出産後の避妊については、やはり慎重に考えたほうがよいでしょう。

結論:ほとんどのケースにおいて正しいが、絶対とはいえない

俗説3

チョコレートを食べると、ニキビができやすくなる

検証者:皮膚科医 フィリップ・アーテミ (オーストラリア)

経験的に、チョコレートのような糖分の多いものや脂っこいものを食べると、にきびができやすいような感じがしますが、チョコレートが犯人ではないようです。チョコレートだけでなく、ある特定の食べものが、ニキビの原因となる科学的根拠はみつかっていません。
ニキビの原因には、さまざまなことが考えられます。10代のころのホルモンバランスの崩れ、毛穴のつまり、細菌感染による炎症、などいろいろなことが考えられるので、ニキビ治療には、個人個人の原因に即した治療が必要になってきます。

結論:正しくない

ライター:Waxy

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Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。
ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。