人生で一番後悔したこととは?

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Googirl編集部

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2011.08.22.Mon

人は誰だって、一度は「後悔」したことがあるはず。けれど、最近アメリカ人の成人男女を対象に行われた調査・研究によると、多くの人に共通している後悔は、「失恋」で有ることがわかったそうだ。

ノースウェスタン大学とイリノイ大学アーバナシャンペーン校の研究では、アメリカ国内に住む370人の成人を対象に電話調査を行い、調査結果をまとめた。この調査では、対象者たちに最も記憶に残る後悔は何だったのか、なぜ起こったのか、自分の行動がその公開を引き起こしたのかどうかのアンケートをとった。

Social Psychological & Personality Science誌に掲載された今回の調査の結果によると、最も後悔したことに「恋愛に関すること」を挙げている人が最も多く、5人に1人が失恋のエピソードを話したそうだ。次いで、後悔の対象に挙がったのが「家族の問題」。回答者の16%は家族の争いごとや、子供時代の兄弟との確執を上げたそうだ。以降は、教育に関すること(13%)、キャリアに関すること(12%)、お金に関すること(10%)、子育ての失敗(9%)、健康上の後悔(6%)という結果になったそうだ。

心理学者で、ノースウェスタン大学ケロッグ大学院マーケティング研究科の教授を務めるニール.J.ローズ氏は、今回の研究結果をこのように分析する。『高校時代の恋愛から逃げてしまったことを挙げいる人。キャリアのためや、自分のパッションのために、大学で別のことを勉強すべきだったと述べる人。子供たちと一緒の時間をもっと多く過ごしたかったと後悔する人もいましたね。子育てでの後悔を挙げている方も結構いましたよ。』

「後悔」に関するこれまでの研究は、大学生から集められたデータを使う場合がほとんどで、大人のデータやさまざまな経験や教育、背景をもった人からのデータは採られなかった。大学生の間だと、最も大きな後悔は「教育に関すること」で、「もっと勉強すればよかった」とか「違う専攻を取ればよかった」などというものが多かった。だが、最新の研究の参加者の年齢は幅広く、19歳から103歳までが対象で、様々な社会経済的な背景を持つ人を対象としていた。今回の結果は、性別や年齢、教育レベルなどの環境全てが、人の「後悔」に影響を与えるということ表している。

また、男女別にみると、女性の方が恋愛に関する後悔を上げる人が多く、44%が失恋を後悔していると答えたのに対し、男性の中で人間関係を後悔している人はわずか19%だった。ニール.J.ローズ博士によると「長期間にわたって後悔していると、チャンスを失うことになります。最近の「後悔」は、過去にやってしまったことに関することが多く、もう一度やりなおしたいと思っている人が多いですね」だそうだ。

「後悔」は、古典的な男女のイメージに基づくことが原因になる傾向にあり、女性は人間関係や家族問題を、男性は教育やお金、キャリアに関する問題を挙げる事が多い。男性の内3人に一人は仕事やキャリアに関して後悔しているのに対し、女性は4人中1人しかキャリアや仕事での後悔をしていないそうだ。

また、教育レベルの違いによっても影響が現れやすい。教育レベルの低い人は、それを公開する人が多く、教育レベルが高い人は、キャリア関連の後悔を抱く傾向にあるそうだ。

ローズ博士はこのように語る。「人は、逃してしまったチャンスに固着したり何度も何度も思い出したりしていると、後悔することは精神衛生的なダメージになってしまいます。しかし、後悔は痛みを伴ってしまう一方で、もう一度見つめ直し意思決定を向上させることもあります。「後悔」は悪い感情と思われる事が多いのですが、役に立つ感情なんです。後悔を経験する最もいい方法は、問題を深く考えすぐにそれを乗り越え、それを新しい行動への足がかりをすることですね。」

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参考記事:What’s Your Biggest Regret?

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