10年、20年と同じコトで悩みたくなかったら!構造を知って、自分の性格とうまく付き合おう

2012.05.17

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日記をつけはじめて10年経つ筆者ですが、先日読み返したところ、10年間いつも同じようなコトで悩んでいることにビックリしました。
自己中、人見知り、短気など、「自分のココが嫌!」という部分は、誰しも持っていると思います。でも自分で意識的に見直さない限り、これから10年、20年と、同じようなことで悩んでしまうはめに。性格には変えられるものと変わらないものがあるんですね。性格の構造を知って、自分とうまく付き合っていく方法を考えましょう!


性格は4重構造で成り立っている

性格といっても、こまかく分けると4重構造に分かれます。
気質・・・のんびり、せっかちなど、生まれ持った性格。産まれた時から既にあらわれます。これは変わりません。
狭義の性格・・・主に幼少期に、親や環境から影響を受けた性格。「3つ子の魂100まで」といわれる通り、変えるのは非常に困難。例えば幼少期にあまり愛された記憶がないと、自信のない性格になります。「エゴグラム診断」を会社の研修で行ったことがある人もいると思いますが、狭義の性格はエゴグラムで大体把握することが出来ます。
習慣的性格・・・人、物、環境に対して、日常で習慣的に行っている「態度」。例えば毎朝笑顔で挨拶する人もいれば、挨拶さえしない人もいますよね。これは自分次第で変えることができます。
役割的性格・・・会社、家族、友人関係上での役割による性格。役割を終えると性格も変わりやすいもの。

まずは自分の性格を知る

性格を変えたいなら、まずは自分の性格を知らないといけません。そこで注意して欲しいのが、「必ず周りに確認すること」。
最近女子会で、自分が思っている性格と他者から見た性格には大きな開きがあることが分かりました。
自分はワガママだと思っているA子→周りから見ると協調性がある子。
自分は人に合わせる事ができると思っているB子→周りから見るとマイペース。
自分はMだと思っていたC子→周りから見るとドS。
全く正反対なんです!「自分のことは自分が一番分かっていない」と言いますがその通り。必ず客観的な意見を取り入れてくださいね。

変えるべきは「習慣的性格」

4重構造の中で、変えることができるのは「習慣的性格」。実際人が他者と接するときに出ている性格なので、これを変えれば他者からの印象も変わります。以下のステップをふんでください。

1、距離の近い目標を決める

自分のなりたい姿を決めましょう。重要なのは、「極端な目標を立てないこと」。例えば人見知りの人が、友達100人作るを目標にするのは無理な話。性格を変えようとすると、正反対の目標を立てがちですが、すぐに行動できない自分に追い詰められます。人見知りならまずは1人友達を作るなど、距離の近い目標を立てましょう。

2、具体的な行動計画を立てる

「性格⇔行動、発言」は密接に繋がっています。つまり行動、発言を変えれば、習慣的性格も変わります。例えば人見知りなら、「3人に話しかける、相手の趣味を知る、掘り下げて会話をする」など。
ここでも重要なのが、「極端な計画を立てないこと」です。実行できることからはじめましょう。

3、死ぬ気で実行する

「性格を変えるためには、生きてきた分の年数がかかる」と言われています。それだけ性格を変えるのは困難なんです。強い意志を持って行動しましょう。

続ければ、性格は変わる

上記でも書いたように、すぐに性格は改善できるものではありません。失敗したり、他の方法を見つけたり、慣れてきたり、紆余曲折して変わるものです。まずは短所とうまく付き合い、段々と変えていくようにしましょう。

ライター:宮野茉莉子
証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。

2012.05.17

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Written by Googirl編集部

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