育児中言われがちだけど、気にしなくてもいい言葉6選
特に第一子の育児中には、実&義親から親戚、近所や見知らぬ人まで、色んなことを言われます。実のあることを教えてくれる人もいれば、中にはただ不安をあおったり、古い知識で断言してくる人も。今回は育児中に言われがちでも、気にしなくていい言葉を6つご紹介します。
1、「母乳?ミルク?」
親戚から近所、見知らぬ人まで、会う人ほぼ全員が聞いてくるのにはビックリしました。特にデリケートな内容なのに、何故かズバズバ聞いてくるんですよね。聞かれるのはあなただけでない、と安心して。誰もが通る道です。「他に話題がないんだろう」「挨拶代わり」と割り切って受け答えしておきましょう。
2、「小さいね。」
特に月齢が小さい赤ちゃんを持つママは、体重の増加に過敏になるもの。実際検診でも体重の増加は、要確認事項なんです。小さいねと言われると、「母乳が足りてないのかな?」「成長が遅いのかな?」と不安に思ってしまう人も。
赤ちゃんの成長は早いもの。月齢に合わせた赤ちゃんの大きさは、いくら経験者であれ、子育て真っ最中でない限りわかりません。「赤ちゃんは小さい」というイメージだけで言っているもの。気にせず、身体測定を頼りにしましょう。
3、「抱き癖がつくから、あまり抱かない方がいいよ。」
これは昔の農家の人が、子供を抱いていると農作業の差し支えになるのを嫌って作った考え。実際は抱っこの頻度の多い子の方が、精神的に安定した子に育つというデータも出ているのです。気にせずいっぱい抱っこしましょう。
4、「もう眠いんじゃないの?」
朝昼晩のリズムがつくのは、授乳リズムが落ち着いてくる生後半年以降の話です。それまではむしろ夜の方が起きている赤ちゃんも多いもの。さっきまで寝ていたのに、夜8時でも「眠いよね?」と赤ちゃんに話しかける人もいますが、気にしないでください。
5、「アトピーじゃない?」
肌荒れを発見すると、すぐにアトピー疑惑を持ちかける人もいます。本来赤ちゃんの肌は弱く、ただの乾燥でもすぐカサついてしまうもの。アトピーとは限らない場合も多いので、まずは病院に見てもらいましょう。
6、「泣かれちゃった。」「人見知りするんだね~。」
人見知りがはじまると、話しかけられた瞬間大泣きする赤ちゃんも。泣いている子を見て、逃げるように去っていく人、嫌な顔をする人、「おじいちゃんおばあちゃんはいないの?」「育て方が悪いんじゃない?」「人見知りすごいね」と言う人など、反応は様々。
人見知りは悪いことのように捉えられがちですが、大切な人と他人を区別できているという成長の証で良い反応。「一人で育てるから悪い」「自分の育て方が悪い」と思う必要はありません。むしろ人見知りが全くなく、ママとして認識されていないと悩む人もいます。人見知りしてくれて良かった、くらいに思いましょう。
自分で線引きをしよう
他にもいろんなことを言われますが、あまり振り回され過ぎず、「ここまでは気にかけて、これ以降は気にしない」という自分なりの線引きを持つことも大切です。気にし過ぎは、赤ちゃんの精神にも悪影響。不安に思ったら、ネットや雑誌で調べたり医者に行くなど、自らの手足で客観的なデータを求めていきましょう。
ライター:宮野茉莉子証券の営業を経て、現在フリーライター&子育て中。読書、写真、旅、お酒、哲学が好き。「哲学=アート。自由▽ オリジナリティー▽ 実験的に物事を考える。」がモットー。