こんな逆説もアリ!?夢を実現させたかったら、まずは諦めてみる、という説について

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Waxy

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2012.01.22.Sun

『あきらめないで、頑張ればきっと夢は叶う!』、『努力を続けた末に、幸福をつかむことこそ、最高の人生!』世の中にはこんなふうにして、スーパーポジティブでいることを喧伝するようなメッセージが映画や小説、マンガで流布していますが、これってほんとうにそうなのでしょうか?
たしかに、多くの困難を経て夢を実現した人の話は大いに感動的ですが、それってすべての人に当てはまることなのでしょうか?むしろ夢や目標で自分を縛りすぎ、結果ばかりに注目して、やがて落ち込んだり、欝になってしまう人も世の中多いようです。

心理学者の中には、“人生のある時期、自分が夢としていたことをいったん諦めたほうが精神的にもずっと健康的である”という人もいるほど。認知行動セラピストのケイティ・パークさんによれば、『夢や目標をノルマと考えていなかったときこそ、素晴らしいことを達成できることがあります』といいます。

夢や目標をノルマと捉えてしまい、死に物狂いでそれを達成しようとすると、人は非現実的な期待を抱きがちになります。これが心身ともにプレッシャーとなってしまいあげくは欝状態になって、夢を実現するどころではなくなってしまう、という落とし穴がそこにはあると、パークさんは指摘するのです。

もうひとつのよくある落とし穴は、『夢を達成すれば、幸せにつながる』と考える人が多いこと。そして、その夢を達成するまでのプロセスを楽しむことを忘れてしまいがちな点です。たしかに、自分が定めた夢や目標を実現するのは素晴らしいこと、でもたとえそれが結果として実をむすばなくても、そのプロセスの中でいろいろな発見や、今まで自分でも気づかなかった才能を知るきっかけに結びつくことだってあるのです。そうした発見を見逃さずに、しなやかに方向転換したり、進むべき道を変えてみるのだって悪いことじゃありません。

とくに女性の場合、キャリアと子育ての両立など、成功をひとつのものさしで判断することが難しいライフスタイルをもつ人も多いと思います。そんなとき、周囲や世間の声にながされたりせず、自分オリジナルの夢と幸せの指標をもっていたら、精神的に不安定になったり、自分を過剰に責めるようなこともしないで済むでしょう。そんな自分なりの幸せのモノサシを、まずは見つけることからはじめてみませんか?

ライター:Waxy

参考記事:Why you can achieve more by giving up your dreams

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Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。
ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。