あなたが他人に厳しくなってしまう5つのワケ
なんでそんな簡単なこともできないの? と誰かを見下すシーンが増えてきたら危険信号。あなたが他人に厳しくなってしまうのは、あなた自身に原因があるからかもしれません。今回はあなたが他人に厳しくなってしまうワケをまとめてみました。
自分に厳しすぎる
他人に厳しくなってしまう最大の原因は自分への厳しさ。目標を持って自分のために頑張っている分にはいいのですが、自分への厳しさが義務化してしまっていると自然と他人にも厳しくなってしまう傾向に。ついつい他人に厳しくし過ぎてしまい人間関係に支障が出るレベルであれば、今自分はなんのために頑張っているのか、必要以上に頑張りすぎていないか、今一度自身に問いかけてみることが必要なときかもしれません。
現状に満足していない
自分はこんなに頑張っているのに結果がでない……そんな状況のなかで他人に厳しくなってしまうのは、努力もせずに人生を謳歌している誰かに嫉妬心を抱いているのが原因かも。
ときに努力と結果は比例しません。行き詰まってしまったと感じたら、リラックスして周囲を見渡してみることが大切。努力だけでなく自分の運や才能を信じることもときに必要です。
すべての基準が自分
忍耐力や体力は人それぞれ違います。忙しなく動きまわったり、無遅刻無欠勤できる体力は素晴らしいですが、さまざまな理由でそのように活躍できない人も世の中には多く存在します。周囲の人たちがナマケモノにみえてきたり、「なんでこんなに簡単なこともできないの」とひんぱんにイライラするようであれば要注意。「自分ができること=他人もできること」という思い込みは今すぐ捨てるべき。
他人への劣等感が半端ない
常に頑張っていないと周囲に抜かされてしまうような気がしてしまったり、努力することで自分への価値を見出すタイプの人は大きな劣等感の持ち主である可能性大。努力することで得られる優越感は、現状をキープするために常に自分の背中にムチを打ってしまう要因となることも。人間頑張らなければ価値がない、という考え方に追いつめられてしまう前に、まずはありのままの自分自身を受け止めてあげることが必要かもしれません。
周囲からのプレッシャーを感じている
厳しい競争社会のなかで生き抜くためにはある程度の努力や忍耐力が必要です。けれど親や周囲からのプレッシャーに押しつぶされて、自分のキャパシティを超えた頑張りを続けてしまうと、自分もこんなに頑張っているのだからという思いが強くなり他人の甘えを受け止めることができなくなってしまいます。そんなときはまず今まで頑張り続けてきた自分自身にご褒美をあげましょう。自分を褒めてあげることができれば、自然と他人へも優しくなれるはず。ストイックに立ち向かうことも必要ですが、ときには一歩立ち止まって自分を甘えさせてあげることが心の調和をはかるために必要なことなのかもしれません。