寒くてベッドから出られない……そんな日にオススメな呼吸法

2016.11.04

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真冬のような寒さではないけれど、肌寒い朝になってきてベッドからなかなか出られない季節になってきました。あったかいお布団のなかは心地よく天国ですが、しかしそれが眠さにつながり……だから二度寝してしまう。そんな負の連鎖を断ち切るために、朝スッキリと起きられる呼吸法をご紹介します。


朝の呼吸法の意味

朝から呼吸法なんて眠くなりそう……と思うかもしれません。しかし、寝起きにすぐ呼吸法をとり入れると、夢と現実を切り替えられたり全身に酸素を送り届けられ、体を目覚めさせるのにとても有効なんです。
また、温かい血液を全身に循環させられるので、寒さにも耐えられるよう体温を上げるのに効果的です。

呼吸法の前に半分体を起こしてあげる

ベッドから起き上がることができなくても、半分だけ体を起こしてあげることは、そこまで苦痛ではないはず。お布団と一緒に身体を起こしてあげれば寒くもありませんよね。いきなり寒い世界へ行かずに少しずつ体を寒さに慣らしてあげましょう。
突然起き上がっても上手に座っていられず、リラックスして呼吸もできなくなるので、壁に寄りかかったりクッションに寄りかかれるとなおよいです。

まずは軽い呼吸からはじめてみる

深呼吸のように大きく息を吸うより、まずはゆっくりと静かな呼吸からはじめましょう。寝起きはノドが少しカラカラな状態かもしれません。突然大量の酸素が入ってくるとむせる可能性もあります。少しずつ体の状態を見るように、小さな呼吸からはじめるのがおすすめです。
ノドの奥を空気が入っていくのを感じ、そして肺に酸素が入っていくのを感じましょう。そして、肺からノドを通って外に吐き出す。これらはイメージを作りながら行うのも上手に呼吸をするポイントです。

口呼吸ではなく鼻呼吸で

呼吸をする場合一番注意しなければならないのが、口呼吸ではなく鼻呼吸で行うこと。吸うときも吐くときも、鼻に空気が通るようにしましょう。そのため、口は閉じておかなければなりません。
しかし深く呼吸をしていくと、だんだんと歯を食いしばってしまい力みがちになります。口のなかは、舌を上あごにくっつけ歯はかみしめずに上下の隙間を開けておくのがよいです。

深く呼吸してみましょう

深く呼吸をすると聞くと、大きく勢いよく吸ったり吐いたりしがちですが、じつはそれは深呼吸のようなものです。深い呼吸とは、ゆっくりと時間をかけて吸い込み、そしてゆっくりと吐き出すのが正解。
いきない大きく吸い上げないように、少しずつ細い空気の糸を作るように、体内に酸素を送り届けてあげます。吐き出すときは、吸うときよりもゆっくりと、そして少しずつ細い長い糸を外界へ吐き出すようにしていきます。

カウントをつける

人によっては、吸うのが難しかったり吐くのが難しいと感じたりとまちまちです。ゆっくりと呼吸するためにも、カウントを付けてあげることで、吸うのが難しいのか、吐くのが難しいのかを見分けられ、そしてゆっくりと呼吸するための目安にもなります。
吸うときに心のなかで「1、2、3」とカウントし、吐くときに「1、2、3、4、5」と少し長めのカウントをとるとわかりやすく、そして眠気防止にもなります。慣れてきたらだんだんとカウントの長さを各自で伸ばしてあげると、より深い呼吸ができるようになります。

2016.11.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。