季節の変わり目にひきやすい! 「こころの風邪」予防策5つ

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わたげと

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2016.03.27.Sun

こんにちは、保健師のわたげとです。春、卒業入学・移動や転職などいろいろな変化が訪れる季節ですね。季節の変わり目に発症しやすいのが、“こころの風邪”「うつ病」です。ストレスや疲れなど悪い変化が原因だと思っている人が多いですが、じつは昇進や結婚などのいい変化でも発症します。大事なポイントを押さえて、こころの風邪を予防しましょう。

1: 基本中の基本「三食欠かさずバランスよく」

栄養が不足すると、心も体もバランスを崩します。朝食抜き健康法や断食ダイエットなどいろいろな情報がありますが、冷静に考えると、三食とらないと体に必要な栄養素は足りません。心が安定するためにも、栄養が必要です。いろんなものをしっかり食べる、これが基本中の基本です。

2: 寝不足は最大の敵! 0時までにはベッドイン

睡眠時間が短いとうつ病を発症しやすくなります。眠れない夜は考え方がどんどんマイナスになって余計眠れなくなる、という体験をした方も多いでしょう。眠れない方には、まず早起きすることをおすすめします。「早起き→日中よく動く+三食リズムよく食べる→早寝」です。朝からリセットすることで、夜眠りにつく時間は自然とはやくなっていきます。
夜になったらテレビも明かりも消して、早めに床につきましょう。一週間続ければ、だいぶ体も慣れてきますよ。

3: 人間も光が必要! お日さまの光を浴びよう

植物は太陽光で光合成をして生きていますよね。あまり知られていませんが、人間も光を浴びる必要があります。体内時計を合わせたりカルシウムを合成したり、光がなければできないこともあります。室内で夜遅くまで作業しているSEさんは、長時間労働もあいまってうつ病になりやすいそうです。
朝起きたらカーテンを開けて、お日さまの光を浴びましょう。昼間もたまには外を歩いて、新鮮な空気を吸ってみてください。外で自然と触れ合うだけで、不思議と気持ちが楽になります。

4: お酒はほどほど。毎日飲酒はハイリスク!

飲酒とうつ病には深い関係があります。毎日飲酒していると眠りが浅くなり、不眠状態になりやすくなります。毎日飲酒している方は、週に1~2日は休肝日を作りましょう。それから、落ち込んだときにはお酒は飲まないこと。ほかの方法で気晴らしをしてください。
飲まないでいようと思ってもつい我慢できない、そんな人は「依存症」の危険性があります。近ごろはメンタルクリニックも受診しやすくなりました。一度受診してみることをおすすめします。

5: 助けが必要なとき、「頼れる」力を身に着ける

本当につらいとき、誰かに相談できますか? 職場の上司でも同僚でも、家族でも友だちでも、居酒屋の店員さんでもネット上の友だちでも、電話相談窓口でも……誰でも構いません。「ちょっと聞いて」と言える。少しでもいいから、誰かに話を聞いてもらえる。それだけで大きな助けになります。
筆者は相談するのが苦手で、本当に苦しいとき、先輩にメールでSOSを出しました。直接声をかけるのは難しくても、メールやチャットなら「相談したい」と言いやすいと思います。本当に必要なとき「頼れる」ように、小さなことから練習してみましょう。

人生いろいろある。けど、大丈夫

保健師の仕事をしていると、さまざまな人生を生きてきた人たちに出会います。そのなかで力強く生きているなぁと思う人は、周囲に「頼れる」、ちょっとでもいい方向に「動ける」力があります。シングルになっても、子どもがたくさんいても、仕事が見つからなくても、病気に悩まされても、家族が病気でも、生きるのがつらくて悲しくても――大丈夫。生きていくということは「自分ひとりでがんばる」ことではないから。
生活が大きく変わる春、自分のこころが風邪をひかないように守ってあげましょう。

▽ 参考記事:vol.14 太陽光不足が「SEうつ病」を招くアルコールとうつ、自殺

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わたげと

看護師であり保健師。うどんの国で保健師として働きながら、帽子作りにうちこむ25歳。
お絵描きと読書とお昼寝という子どもっぽい趣味をもつ。
ブログ(http://s.ameblo.jp/cocca126)では、のんべんだらりな日常をつづる。
作った帽子はminne(https://minne.com/cocca126)にて展示販売中。ゆるいさぬき弁ラインスタンプでぶねこ隊(http://line.me/S/sticker/1162485)も活躍中。