悪目立ちを怖がるあなたが前を向く方法~前編~
「特に目立つこともなく、他人から非難を浴びない立ち位置で平和に暮らしたい」、そんな小さな願いを抱く人は少なくないでしょう。誰だって、悪目立ちするのは嫌です。見ず知らずの他人からのディスられるのも、精神的にキツイですよね。今回は、そんな世知辛い世の中で落ち込み気味なあなたに捧げるお話です。
社会のルールの中で生きる私たち
それぞれの環境の中で、さまざまな価値観の人間がいます。多くの人間をまとめるのは大変なことです。ですので社会の中では、組織内での秩序を守るためにさまざまなルールがあります。たとえば学校なら校則、会社なら社内のルール、家族ならしきたりです。そして平均値というものが提示されます。これより上ならよし、下ならばもっとがんばりましょう、という認識を抱かされます。
悪目立ちをしてしまうのはなぜ?
「平均値をとって、無難に働いていれば悪目立ちすることもないだろう」と中間地点をキープしていても、上司に目をつけられたり、可もなく不可もなく親戚付き合いをしているのに姑さんから悪く言われたりしたことはありませんか? 極力、自分のやりたい意向を伝えず、相手の要望に柔軟に対応をしているのに、なぜか悪意を向けられたりすることはありませんか?
その悪目立ち、実は、あなたが原因なのかもしれません。
心を閉ざしていいこと、悪いこと
「なんで、こんなに頑張っているのに嫌われるの!?」「我慢しているのに、上司からの評価がまったくあがらない。そこそこはやっているのに嫌味しか言われない!」など、不毛ですよね! 本当に、世界は残酷ですよ。でも、あなたがいくら嘆いたところで、その不満は相手にはマイナスとして伝わるだけ。なんのプラスにもならないのです。
ここで、視野を少しだけ広くしてみましょう。あなたを悪く言う人間の立場から物事を見てみるのです。
人はわがままなものです
あなたが「傷つきたくない」と思うのと同じように、周りの人間も「傷つきたくない」と思っています。そして、あなたに悪意を向けるということは、その人はおそらく3つのタイプの中のどれかにあてはまります。
1: 人として性格が悪い
2: あなたを脅威と感じている
3: 本当は距離を縮めたいがあなたが掴めずに困惑している
さて、あなたのまわりの方はどれでしょうか? お話は後編に続きます。
あなたの頭痛の種の方は、3タイプのどれに当てはまりましたか? 後編では、3タイプそれぞれへの対処方法と、どんなタイプにエンカウントしようともあなたの心が折れなくなるコツをお話いたします。こうご期待!