もう価値観の違いにビクビクしない。30代からの友人関係は「違うこと」をオモシロがろう

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宮野茉莉子

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2016.03.06.Sun

26歳で長男を出産した筆者。現在31歳、2人の子がいて、フリーランスでライターをしています。おまけに転勤族でした(春から定住します)。やはり出産を経て、友人関係はガラリと変わりました。
26歳での出産は、友人のなかでもかなりはやいほうだったからです。長男産後すぐに転勤についていき、フリーランスで仕事を開始。こうなると「昔からの友だちと話が合う」ということがグッと減りました。この転機で、友人関係への認識が変わりました。

産後の孤独期

とくに女性は、会話に“共感”を求める生き物です。「それわかる~!」と自分も言いたいし、相手に言ってもらうことで気持ちもホッと和らぐ。“価値観・服の趣味・生活基準などの話が合う人”こそ友だちであり、違いを感じるとサーっと引いていく。もしくは、話していても心の壁を作られるなんてこともあります。
だからこそ、長男の妊娠のときは寂しさを覚えました。昔からの友だちと話していてもお互いに共感を求め合えない。自然と減っていく会話に引越しも重なり、年に数回の連絡をとるのみになりました。
「ママ友を作ればいい」という案もありますが、元々人見知りな性格。さらに長男の生後4か月・1歳半・2歳と引越しを重ね、なかなか友だちができないでいました。

価値観の違いにビクビク

しかし30歳も近くなるとまわりの友人が出産しだし、さらにLINEもあって、旧友と連絡をとり合う機会がグッと増えました。さらに長男も園に通うようになり、子育て支援のお手伝いも始めて、少しずつ知り合いも増えていきました。
そこで久しぶりに思い出したのが、“価値観の違いにビクビクする”クセ。女性と会話をしていると、「ここは話を合わせないと」と考えたり、違う意見を言いながら「あ~距離置かれちゃうかな、嫌われちゃうかな」と心配していた昔を思い出しました。

いつまで同じことを求めてるの?

最初はビクビクしていたのですが、旧友とグループでLINEをしていて、あることに気付きました。子育てに関しての価値観は同じになったけれど、フリーランスという点ではわかり合えるわけじゃない。ワーママ、専業ママと、働き方も人それぞれ。
子育ての価値観も、夫婦関係も、子どもの食事をどこまで気をつけるかも、休日の過ごし方も、貯金も、家を買う基準も、将来もらえる年金も、み~んなバラバラ。そう、価値観なんて見事にみんな違うのです。
30代以降の友人関係は、“同じこと”を求め続けてもラチがあきません。周りを見渡せば、他にも既婚でも子なし・独身・バツイチ…と違う者同士ばかり。学生時代とは違い、違うことが当たり前だと気付いたのです。

今では友人の間でも、“違う価値観でもお互いを認め合おう”“違う価値観でも友だちでいよう”という空気が流れてきています。筆者自身、最近は「価値観は違うからこそオモシロイ」と感じるようになり、価値観の違いにアタフタすることもなくなりました。
30代は友人関係もワンステージ上へ行く、ホンモノの関係が築かれる年代なのかもしれません。

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記事を書いたのはこの人

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宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。
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