冬のユウウツを吹きとばせ! ムードアップ習慣でハッピーにすごそう
寒くて室内ですごすことが多いこの時期、気分が落ち込んでウツになってしまうことだってあるんです。冬季うつ病(季節性情動障害のひとつ)とも呼ばれるこの症状、ぜひ気をつけて! そこで、そんなウツ気分を吹きとばすために気分が明るくなるムードアップ習慣をまとめてみました。
最近なんとなく気分が滅入る、なにもする気になれない、なんていう人はこうした習慣で気分転換をうまくはかってみましょう!
とにかくたくさん体を動かしてみる
お金がなくても、すぐに誰でも実行できる一番のウツ対処法はとにかく体をたくさん動かして、ストレス発散し、気分をリフレッシュすることです。ウツ対策としては30分ほどのマイルドなエクササイズを週5日続けることが有効だともいわれています。
ウォーキング・ジョギング・縄跳びなどはとくにはじめやすいエクササイズ。もしなかなか外に出ることができないというのであれば、10分間の階段上り下りを1日3回してみるのもよいでしょう。女性にとって体を動かすことはダイエット効果もあるし、やってみて損はありません!
深呼吸で心に穏やかさをとり戻す
普段は気にしていないかもしれませんが、じつは呼吸は脳が神経システムをいかにコントロールするかということにも密接な関わりがあるのです。疲労したり恐れを感じると、呼吸が浅く、はやいものとなりますが、それに体の“警戒システム”が呼応してストレスやウツ気分が引き起こされます。反対に呼吸がゆっくりと深いものだと、“警戒システム”がオフとなり、精神状態も穏やかになるのです。
ヨガや瞑想はこうした呼吸法を習得するうえで非常に効果的といえます。普段から心を落ち着けて、深呼吸をする習慣をつけておくとよいでしょう。
テーマのある旅行プランを考えてみる
たとえばなにか待ち遠しいことがあると、人は今ユウウツな気分でも明るい希望をもつことができます。そこでなにかテーマのある旅行プランを考えてみるのがおすすめ。とりあえずお金のことはおいといて、いつか行ってみたい場所、やってみたいことなどを自由に思い巡らしてみるのです。
なにか好きなことや趣味を探求するのもよし、憧れの遺産や建築物を訪れるのもよいでしょう。それをいつ実現させるかはもちろん自分次第です。
幸せホルモン“セロトニン”を増やして、ムードアップする
ホルモンレベルでムードアップをはかるのも有効です。そのためには幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを増やすことですが、まずはその材料となる必須アミノ酸であるトリプトファンを食物からたくさん摂取しましょう。トリプトファンを多く含む食べ物としては……
・バナナ
・プロセスチーズ
・アーモンド
・納豆
などがあります。もちろん快適な日々のためにはトリプトファンに限らず、栄養バランスのとれた食事が一番。時間がない、お金がないからといってジャンクフードばかり食べるのは栄養が偏るばかりでなく、精神的にもイライラしたり落ち着かない原因となることがあるので気をつけて。
お部屋を徹底的に片づけてみる
ウツとお掃除、一見なんの関連性もないように思えますが、じつは大ありなのです。住環境や職場をきれいに片づけ整理することで脳の集中力を刺激し、生産性や創造性を高め、ストレスを減らす効果があると言われています。一度にすべてやろうとするのではなく、一か所ずつできる範囲内で。身のまわりがきれいに片付くと、心もさっぱりして前向きになれそうです。