手遅れになって歯を失う前に! 歯周病対策は20代から

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わたげと

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2016.02.04.Thu

こんにちは、保健師のわたげとです。メディアでとり上げられることも増え、歯周病に関心がある方も多いと思います。しかし、歯医者さんは痛くなったら行く、歯みがきはなんとなくできるからいいという考えかたはなかなか変わらないもの。失って後悔しないために、知っておいてもらいたいことがあります。

今はなんともないし、若いから大丈夫なんじゃない?

学生のあいだはむし歯で抜歯する人がほとんどですが、20歳代から歯周病で抜歯する人が少しずつ増え、30歳代後半には一気にその数がふくらみます。若い頃にきちんと手を打たないと、40歳になる頃にはもう何本も歯周病で歯を失くしてしまっていたり、50歳代後半で部分入れ歯デビュー……なんて状況におちいりやすいのです。あまり自分の歯について話題にしたがらない日本人ですが、両親や先輩にきいてみてください。
私が周りの方々によく教えられるのは「若い頃からちゃんと歯みがきして、歯医者さんにも通っておきなさいよ! 自分の歯がないのってすごいみっともないんだから」。

あなたの歯は大丈夫? 自分でチェックしてみよう!

歯みがきをしているとき、または食事中のことを思い浮かべてください。体調不良のときをのぞいて、歯ぐきから血が出ることはありますか? 歯茎がはれることがありますか? どちらかに当てはまった人は、歯周病の可能性が高いです。
ご存知の方も多いでしょう、日本の歯周病人口は6割とも8割とも言われています。とてつもなく多いという認識で間違いはないでしょう。

▽参考: 日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク8020

虫歯になりにくいタイプでも、歯医者さんには行くべき!

子どもの頃から虫歯になりにくかった人は、その「油断」が元で歯周病にかかったことに気づかず中年以降ぼろぼろと歯を失うリスクが高いといわれています。
ある研究から、虫歯になりにくい人は歯周病になりやすく、歯周病になりにくい人は虫歯になりやすいという傾向があることがわかっています。ただ、実際にはセルフケア次第でどちらにもなりやすい人、どちらにもなりにくい人が存在します。

▽参考: ふくしげ歯科

自分の歯を失わないために! 今からできる2つの対策

1: 歯みがき上手になろう

実はこれにつきます。「ちゃんと毎日みがいてるけど」という声がきこえてきそうですが、自分の歯を100%きれいにみがける人は歯医者さんでもごく少数だと言われています。たいていの人がお口の中の50%程度、良くて80%しかみがけていません。歯周病になっている人はけっこうみがき残しがあるんだな、と自覚してもらえればと思います。
歯周病は歯みがきで予防できる病気です。みがき残したプラークが毒素を出したり歯石になったりする前に、1日1回は時間をとってていねいに歯みがきをしましょう。夜寝る前が特におすすめです。

2: 定期的に歯医者さんに行こう

仕事に家事に育児にと忙しい皆さんは、あまり歯医者さんに通う習慣はないかもしれませんね。痛くもないのに歯医者に行くのは少しハードルが高いという方が多いでしょう。でもそれは過去の話。現在日本でも「予防歯科」が広まってきています。「歯の健診をしてほしい」という理由で受診することは、ごく普通のことになっています。自分の歯をなくさないために、少なくとも年に1回はお近くの歯医者さんに行ってみましょう。

筆者は歯科保健が主担当の保健師というちょっと珍しい仕事をしています。歯の相談に来られる方の中には、30歳代で歯周病のため前歯を治療することになってしまった、口を開けて笑えなくなった、もっと大事にしておけば良かったとなげかれる方も。両親がくれた大事な歯、できるだけ長く大事に使っていきたいものですね。

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記事を書いたのはこの人

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わたげと

看護師であり保健師。うどんの国で保健師として働きながら、帽子作りにうちこむ25歳。
お絵描きと読書とお昼寝という子どもっぽい趣味をもつ。
ブログ(http://s.ameblo.jp/cocca126)では、のんべんだらりな日常をつづる。
作った帽子はminne(https://minne.com/cocca126)にて展示販売中。ゆるいさぬき弁ラインスタンプでぶねこ隊(http://line.me/S/sticker/1162485)も活躍中。