来年こそ「変わりたい!」と思うなら……今すぐはじめたい習慣5選
さあもう新年へのカウントダウンははじまっています。誰しも新年をむかえるにあたり、新しい目標や理想を持ちますが、年が改まったからと言ってすぐになにかを変えられるわけではありません。今の自分を変えていきたいなら、来年まで待ったりせず今からちょっとした習慣を身につけてみませんか?
せっかく新年の目標を立てたのに、3日坊主で終わってしまった……なんてことを繰り返さないためにも、自分を変えていくきっかけのようなものを習慣化していったほうが、計画倒れにもならず、望ましい結果が得られるはずです! 気持ちよく新年をむかえるためにも今すぐはじめたい、そんな習慣とはどんなことでしょうか?
自分の“コア・バリュー(本質的な価値観)”とはなにか、考えてみる
“コア・バリュー”なんてマーケティング用語みたいですが、でも自分個人にも当てはめて考えてみてください。あなたは子どもの頃思い描いていたような人生を送っていますか、それともただただ毎日を消費するようにすごしているだけでしょうか。
もし後者ならコアバリューを見失っている場合があります。自分にとってもっとも価値があるものはなにか、まずは優先度の高いものからリストアップしてみましょう。
・ 家族
・ 恋愛
・ キャリア
・ 健康
・ 個人的な目標
このリストを毎朝目に見えるところにおき、“自分にとって大切なこと”をつねに忘れないようにリマインドします。忙しい日々を送っていると、こんなもっとも基本的なことすら見失いがち。だからこそ、こんなリストをしっかりと作っておきましょう。
自分にとっての優先順位を意識し、大切なことを先にスケジュールに組みこむ
上記のリストで自分にとってなにが大切か、ということが明確になったら、これを実生活のうえでも優先させるようにしてみましょう。上位3つくらいについて、それぞれ割りあてる時間をさきにスケジュールに組みこんでしまいます。そうすればダラダラと時間をすごしたり、楽しむべき時間を邪魔されたりもせず、大切な時間を守ることができます。
デジタルデトックスの時間、あるいは日を設定し、“オフ”になる
私たちの生活は今やスマホやタブレットなどのデジタルツールに支配されていると言っても過言ではありません。これらがない生活なんてもはや想像できないという人も多いでしょう。でもこの便利なツールこそが、私たちの意識をつねに刺激し、あるいは駆り立て、そして「つねに手元にないと不安」という状態にしています。
そんな不安定な精神状態を一度リセットするためにも、デジタルデトックスの日、あるいは時間を設定し情報をシャットアウトしてみましょう。そうすることで、今自分にとって必要なことは何かということもシンプルに直感で捉えられるようになります。
1日わずかな時間でもいいので、静かな場所で“メディテーション”(瞑想)する
瞑想はいまや“わびさび”の境地に達するための修行法ではありません。オプラ・ウィンフリー、ヒュー・ジャックマン、ミランダ・カーなど数多くの成功者たちが実践しているのが毎日の“メディテーション”。成功者たちはストレスマネージメントの一環として行っているのです。
初心者はまず、目をつむり深呼吸を10回繰り返してみて。時間はそんなにかからなくても、気持ちをリセットするうえで有効です。
“マルチタスキング”を止め、1度にひとつのことをこなしていく
“あれも、これも”と頑張り屋さんや欲張りさんほど、“マルチタスキング”で、効率よく一度に複数のことをやってしまおうとします。とくに女性は男性に比べると、そんなマルチタスキングがうまいので、ついやってしまいがち。でもこのマルチタスキングは脳にいたずらに負荷がかかり、かえって効率がよくないということが指摘されています。
マルチタスキングより、時間をある程度区切って(20分、1時間など)、その時間内でできることにフォーカスするというスタイルのほうが効率アップ。一つずつきちんとこなしていく、こんな実直なアプローチこそがじつは一番手っとり早い方法でもあるのです。