英国発！　上品な“モダン・レディ”になるためのルールまとめ

日々女子力アップにはげむ皆さん。皆さんはどんな女性になりたいか、その理想像はしっかりとお持ちでしょうか？　女優やモデルさんもいいですが、ほんとうに上質な女を目指すなら、伝統ある英国の“レディ（淑女）”を見習ってみてはいかがでしょう？　品のある女性に必要な素質がそろっています！
そこで今回は、同国の上流階級向け雑誌『Country Life』による“完璧なモダン・ レディのルール”のなかから、私たちもぜひ参考にしたいものたちを厳選ピックアップしてみました。

メンタルについて

・ “笑いは最良のくすり”であると知っている
・ 世界のどこにいようとも、“ありがとう”が言える
・ 自分も含め、誰もが年齢とともによりよくなっていくと知っている
・ どんなにラッキーであっても、フェイスブックで自慢したりしない

ホンモノの上質な女は年をとることを恐れずありのまま受け入れることができ、そして謙虚であることがなにより――と考えられるそうです。そしていつどんなときでも“ユーモア”を忘れず、笑うことの大切さを知っているということも条件のひとつと言えるでしょう。
ひたすら若さを追い求めたり、SNSで少しでも自分をよく見せようというような虚栄心とは対極なのです。

恋愛について

・ デートのときに“ワリカンにしましょう”と言える
・ なにも言わなくても視線で男を黙らせることができる、また手だけで犬に“待て”と指示できる
・ 自分の考えであっても、男に“これは俺の考えだ”と思いこませることができる

上流階級の女性なんて、“男がおごって当然”と考えるのかと思いきや、そうでもないよう。実際はすべて男性が支払うことになるとしても、“私も払います”という姿勢を見せることはとても大事なようです。またおしゃべりすぎる女もダメなよう。“視線だけで男を黙らせる”というのはかなりの上級テクだと思いませんか？　後半の犬の部分については、英国の上流階級の暮らしとペットの犬は切り離せない存在だからでしょう。3つめについては男性の心理操作にたけている、ということでしょうか。
カップルとなると男性は主導権を握りたがるものです、彼女であれ女性からの指図は受け入れたくないという人だっているでしょう。たとえ意見が異なっても、最後には“俺の考えだ”と思わせることができれば、男性の繊細なプライドを傷つけることもありません。

ルックスについて

・ 眉毛を抜きすぎない
・ 子どもの送りむかえや犬の散歩にフルメイクは必要ないと知っている
・ 快適に歩けないような靴（ハイヒールなど）は履かない
・ “リトル・ブラック・ドレス”を1枚持っている
・ 過度に着飾ることを決して恐れない

ルックスについて一言でいえば、“ナチュラルルック”でよいということでしょう。普段から気合の入ったメイクをする必要はないし、眉毛も細眉ではなく、抜きすぎず自然体が一番ということ。また無理して足の痛くなるようなハイヒールで歩くようなこともNGとしています。そして“リトル・ブラック・ドレス”とは、欧米の女子たちのマストアイテムで、シンプルゆえに自分の魅力を最大限に引き出してくれるような最強の“勝負服”のこと。これさえあれば、急なデートでも尻ごみしたりしません。
最後の“ルール”は上記とはすこし矛盾があるように思われるかもしれません。でもこれは、デートやパーティーなど“ハレ”の場では、とことん着飾って、オシャレを楽しめるということ。要はTPOをしっかりとわきまえたファッションと身なりを、ということなのでしょう。
ハリウッド女優など普段はノーメイクで目立たないのに、レッドカーペットでは女王のような立ち居振る舞い、というのがありますね。メリハリのついた“自分の見せ方”を！　ということなのです。

英国の“モダンレディ”の素質は、現代の私たちにとっても大事なことが多いと思いませんか？　流行や世間にぶれないほんとうの“エレガントさ”を身につけるべく、これらを参考にしてみてくださいね。

▽ 参考記事（海外サイト）:Country Life reveals its 39 rules for being the perfect modern lady (and if you've had Botox you're already out)