嫌なことがあったら……β-エンドルフィンの分泌でテンションをアップ!

2015.12.08

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嫌なことが続いたり、悩みが解決できなくてテンションが下がっていると、脳内でネガティブ物質があふれかえってしまっていることに。ネガティブな感情を抱いていると、なにも手につかなくなってしまいますよね。できればいつでも幸せな気分でいたいはず。


テンションアップに必要な物質って?

脳内にはさまざまなホルモン物質が存在しますが、それらは気持ちを左右させる大事な存在で、喜怒哀楽を左右するもの。誰だって、つねにテンションを上げて元気な状態にしておきたいですよね。脳内のホルモン物質の中でもっともテンションアップに必要な物質が、β-エンドルフィンです。

幸福感を与え、免疫や抵抗力を高めるβ-エンドルフィン

β-エンドルフィンが脳内で分泌されると、人は楽しい気分になります。脳内モルヒネとも呼ばれるホルモン物質ですが、痛みをやわらげる効果があるものです。β-エンドルフィンは、強いストレスから身を守るときに分泌されます。ランナーズハイのようにある一定の苦痛を超えると分泌されるといわれており、鎮痛作用や幸福感を与える作用があります。

β-エンドルフィンを出すのにもっとも効果的な方法って?

またβ-エンドルフィンは免疫力や抵抗力を高める作用もあります。しかしβ-エンドルフィンを分泌させるために、わざわざテンションが低い状態で強いストレスを与えるのは逆効果になりかねません。強いストレスを与えることよりもβ-エンドルフィンを出すのに効果的な方法は、心が落ち着いた状態や楽しい状態にすることです。

心を落ち着かせる・楽しくするには?

心を落ち着かせるには、ヨガ、呼吸法などがとても効果的です。自分の体に集中することで、心の波が穏やかになりリラックス状態に導きます。だんだんと幸福感に満たされてきたな~と思ったら、β-エンドルフィンが分泌されている証拠です。
また、好きな本を読んでいるときや、好きなものを食べるといった行為によってもβ-エンドルフィンは分泌されます。だからといって食べすぎは罪悪感を与え、心がふさぐ原因に。食べるときは味わって食べましょう。

β-エンドルフィンはアンチエイジング効果も◎

テンションが下がった状態でいるよりも、テンションがアップした状態のほうが人は幸せに生きられます。それだけでなく気分よく過ごすことで行動的になり、老化防止、免疫力アップなどアンチエイジング効果も期待できます。

2015.12.08

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。