ユウウツに負けない……! 日々のストレスマネージメント方法

2015.10.21

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ストレス社会と言われるほど、誰もが心のなかで不満や緊張感を抱えこみやすい世の中です。ストレスから完全にまぬがれることはほぼ不可能なぶん、せめてそれに負けないよう普段から注意しておくべき。そこで日々のストレスマネージメント方法をしっかり身につけてみませんか?
オーストラリアの心理学会による「健全にストレスに立ち向かうためのヒント」より、私たちも参考にしたいエッセンスをまとめてみました。


身体が発する警告サインを見逃さない

ストレスは精神面だけでなく、身体にも不調をもたらします。たとえ自分ではストレスを感じていると意識していなくても、体はどこかいたんだりして「SOS」サインを発しているのです。ですから、そうした身体が発する警告サインを見逃さないことが大切。人によってさまざまですが、

・ お腹がキリキリといたむ
・ 頭痛がしてくる
・ 歯ぎしりをする
・ 呼吸が浅くなる
・ ちょっとしたことで怒りやすくなる

といったのはその代表的なサイン。まずは自分がストレスを感じていることを、ちゃんと自覚することです。

ストレスを引きおこす「トリガー」を断定し、はっきりと認識する

ストレスを自覚したら、それを引きおこす原因はなにか「トリガー」をはっきりさせましょう。原因がはっきりしていれば、対処の仕方もより具体的にできるからです。
たとえば一口に仕事といっても、上司の叱責・ノルマ・期限・勤務時間などなどいろいろあります。なにが自分を追いつめているのか、なるべく具体的に、個別的に絞っていくほうが、解決もしやすくなります。人間関係だったら、人事やカウンセラーに相談する、第三者に助けを求めることも有効です。もしストレスの原因が寝不足や浪費グセといったライフスタイルにまつわるものならば、自分で生活そのものを見直すことも必要でしょう。

定期的にエクササイズやリラックスする時間をとれるようにする

毎日できるだけ規則正しい生活を送り、「いつなにをするか」が明確にしてすごすほうが、ストレス対策としては有効です。とくに大切にしたいのは、食事時間と睡眠時間。このふたつはけっしておろそかにせず、栄養バランスのとれた食事と十分な睡眠時間をキープするように生活リズムを作っていきましょう。
また定期的にエクササイズやリラックスタイムをとれるよう予定に組みこむことも忘れないでください。運動で汗を流したり、心からくつろげるリラックスタイムを楽しむことは、ストレス耐性を高めるうえで欠かせません。1日単位で予定を立てるのが難しい人は、1週間単位でスケジュールを立ててみませんか?

心許せる人たちとすごす時間をつくるようにする

どんなストレスフルな状況でも、愛してくれる人や理解してくれる人たちに囲まれていれば、なんとか乗りきれることもあります。とくに女性は、人間関係でも共感力を求めやすいので、グチや苦労話をきいてくれる人の存在はとても貴重です。一緒にご飯を食べたり、遠く離れて住んでいるのならスカイプなどで話したり、心許せる人たちとの時間を必ずとるようにしましょう。心が落ちこみがちだからと言って、自分のカラに閉じこもるのでは、ユウウツな気分はますます重くのしかかってきます。とにかく、誰かと話をするように!!

自分自身への「ネガティブ・トーク」に気をつける

ストレスを感じているときほど、「なにをやってもダメなんだ」、「きっとまた失敗する」などと自分自身へのネガティブトークが増えていきます。たとえそれが正確なことや事実であったとしても、精神的にはますます自分を追いつめる結果に。ですから、こんなネガティブトークをしていると気づいたら、すぐにこれをやめて!
散歩をしたりコーヒーを飲んだり、元気の出る音楽をきいたりと気分転換をする、あるいは「大丈夫、きっとなんとかなる!」と気持ちを励ますような言葉を自分に投げかけてあげましょう。

2015.10.21

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。