疲れてない? ストレスが溜まったときは「空白の5分」で劇的回復!

2015.09.04

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ストレスが溜まると肌が荒れる――と感じている女性は多いもの。とはいえストレスの原因は、人間関係や仕事・家事・育児など、ほとんど避けることができないものですよね……。ストレスを感じると老化が進むといわれています。どうしたらストレスによる不調から逃れることができるのでしょうか?


ストレスはなぜ美容によくないの?

まずは、ストレスで私たちの体がうける影響をおさらい! ストレスを感じると自律神経の「交感神経」が緊張しすぎてしまいます。昼間活動するときは交感神経が優位になり、夜はリラックスするための副交感神経が優位に切りかわるというのが正しい1日のリズム。ですが、ストレスを感じると切りかえがうまくできなくなります。

交感神経が緊張したままだと不調に

夜になってもアレコレ考えがとまらなかったり、イライラしたり。交感神経が緊張したままだと、スムーズに睡眠に入れなくなるので、寝つきが悪くなります。また途中で何度も目が覚めてしまうなどの睡眠トラブルにつながります。その結果、免疫力が低下して、体の不調はもちろん、ニキビ・肌荒れ・老化などを引きおこすのです。

ストレスを改善するにはスイッチ切りかえを!

これらのストレス症状を少しでもやわらげて、夜にはリラックスしてぐっすり眠れるようにするためにはどうしたらいいのでしょうか? まずは、交感神経(興奮)→副交感神経(リラックス)に切りかえる習慣をつくることが大切です。
夜にネットショッピングやハードなアクション映画を見るなどの習慣は、交感神経が優位になるので注意! 夜はできるだけ光を見ないようにすることが大事。スマホやパソコン・テレビなど発光するものは避けると◎。光を見ると、脳は「昼間なのかな」とカン違いして交感神経を活性化し、眠れない状態になります。光をさけて、癒しの音楽や読書をするなどローテクなすごし方をするのがオススメです。

ストレスに効く! 空白の5分間をつくろう!

さらにリラックスモードをアップして副交感神経へのスイッチを切りかえるのに役立つのが「空白の5分間」です。家に帰って、洗濯しなくちゃ、片付けなくちゃなどやるべきことを慌しくすませて「さあ、寝るぞ~」と思っても、なかなか寝付けないものです。頭が活性化して交感神経が活発になった状態では、ベッドに入ってもストンと眠れないのが当たり前。そこで布団に入る前に、5分でもいいので「空白=ムダな時間」をつくりましょう!
ベッドの上に大の字になって、5分間なにも考えずにボーっと天井を眺める――など、できるだけ無意味な時間をすごすようにします。ここでなにか考えないように注意! 頭を真っ白にすることで、副交感神経にスイッチが切りかわるのです。

難しい本を読むのもおすすめ

それ以外には、難しい内容、興味がない内容の本を読むこともオススメです。難しい本を読んでいると、脳が「逃げたい」と思って眠くなるように作用します。なにもしない5分を持ち、神経のスイッチをきちんと切りかえて眠れば、どんどんお肌もキレイになるはずです。なにもしない、なにも考えない空白の5分で、うまくストレスをかわして心と体を美しく健康に保ちましょう!

2015.09.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by 松はるな

美容・ファッション・ライフスタイル・旅行など、主に女性向けのコラム記事を 執筆しているライターの松はるなです。 雑誌広告、化粧品会社にて美容コラムを担当するなど文章を書く仕事を経て、 現在はフリーのライターとして活動中。女性がもっと美しく健康に! そしてハッピーになれるような記事をご紹介出来るよう頑張ります♪ twitter: http://twitter.com/unicohm