赤ちゃんとママのとりわけ離乳食 ~ほうれん草の米粉パンケーキ~

2015.08.20

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こんにちは。インナービューティー研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。赤ちゃんの離乳食がはじまると、食事の準備が毎回大変ですよね。一日の大半をキッチンですごすことになるママは大変! 
そこで今回は、ママが食べてもおいしいとりわけ離乳食レシピをご紹介していきたいと思います。


ほうれん草の米粉パンケーキ

朝ごはんやおやつにもピッタリのパンケーキは、赤ちゃんもママも楽しめる料理のひとつ。多めに作って冷凍保存しておくと外出時にももち歩けて便利ですよ! お砂糖・バター不使用でヘルシーにしあげましょう。健康志向のママがちょっと気になる「ベーキングパウダー」については、後半にご紹介します。

材料(作りやすい分量)

米粉: 50g
卵:1個
豆乳: 30ml
甘酒(ノンアルコールタイプ): 大さじ1
ココナッツオイル: 小さじ1
ほうれん草パウダー: 大さじ2分の1
ベーキングパウダー(お好みで): 小さじ2分の1

※茹でたほうれん草のみじん切りでもOK!
※ほうれん草のかわりにほかのお野菜パウダーでもOK!

<作り方>

1. ボウルに卵をいれて泡立てる。豆乳・甘酒を加えてよく混ぜる
2. 別のボウルに米粉・ほうれん草パウダーをいれてよくあわせておく。よりふんわりとしあげたい場合はベーキングパウダーもここで加える
3. (1)に(2)を少しずつ加えヘラでよく混ぜる。フライパンを強火で予熱する
4. フライパンの火を一度とめて1~2分冷ましたら生地を流しいれ中火で焼く
5. 生地のフチが乾いて気泡がでてきたら裏返し、フタをして約2分蒸し焼きにする

ベーキングパウダーのこと

ベーキングパウダーはお菓子やパンを作る際によく使われる膨張材のこと。ここで注意したいのが「アルミニウム」。じつはベーキングパウダーには金属のアルミニウムが含まれています。アルミニウムはアルツハイマーの発症率をあげる、神経系に影響を与えるなどのリスクが懸念されています。
しかしベーキングパウダーは市販のパンやお菓子などに使われていることが多く、日常的に少なからず摂取しているのが現状。体の大きい大人にとっては微々たる量でも、蓄積すると小さな子どもにとっては無視できない量になるものです。家族の健康のためには「アルミフリー」タイプのベーキングパウダーを使ったパンやお菓子をできる限り作ってあげたいですね。「アルミニウム不使用」「ミョウバン不使用」などの表示があるものを選ぶと安心です。
またベーキングパウダーを使わなくても、卵をしっかりと泡立てればふんわりとやわらかい食感にしあがります。泡立てるひと手間がしんどい……という場合は、自動泡立て器などを上手に活用しましょう!

いかがでしたか? 緑の野菜をなかなか食べてくれないという子どもは多いと思いますが、こんな風におやつに混ぜこめばパクパクと食べてくれること間違いなし!
フォークがまだ上手に使えない乳幼児用には、つかみ食べしやすいように細長くきざんであげましょう。ママが食べてもおいしい子どものための料理。ママの台所仕事の負担を少しでも減らし、子どもと一緒に「おいしいね」とニコニコ楽しめるようなレシピを今後もご紹介していきたいと思います。

2015.08.20

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Written by 國塩亜矢子

インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター 「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆・レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。 女子栄養大学認定・食生活指導士1級 日本野菜ソムリエ協会認定・べジフルビューティーアドバイザー、調味料ジュニアマイスター、キッズキッチンインストラクター ★著書「決定版!節約・冷凍レシピ」(宝島社) ★ブログ:「旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !~!」 http://ameblo.jp/ayablo-1220/ ★HP:「旬食美人学」 http://syunsyokubijingaku.jimdo.com/