子育て中の忙しいママにおススメ! 鍋ひとつでできる簡単おもてなし料理

2015.08.24

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

こんにちは! インナービューティー研究家・フードコーディネーターの國塩亜矢子です。前回は忙しいママでも気負わず準備できる「ひと口サイズの簡単おもてなし料理」についてご紹介しました。今回はお鍋ひとつで簡単にできる、失敗知らずの煮こみ料理をご紹介したいと思います。普段のごはんにはもちろん、おもてなし料理としても使えます。


簡単なのにオシャレ! ひとつは欲しいボリューミーな肉料理

何人か集まるときは、やっぱりインパクトあるメイン料理がほしいところ。そんなときにおススメなのが豚のブロック肉やスペアリブをフルーツジャムで煮こむ簡単料理! とくにリンゴ・マーマレード・ブルーベリーなどの酸味があるジャムがあいます。塩こしょうをもみこんだ豚肉とジャム・水・ローリエやローズマリーなど臭み消しになるハーブを鍋にいれて、フタをして中火~弱火コトコト煮こみましょう。ジャムと水は1対1が目安ですが、お好みの甘さにあわせて調整を。お肉が水面からでる場合はクッキングシートでおおって煮こむと、パサつかずおいしく仕上がりますよ。季節のお野菜も一緒にいれれば栄養満点のメイン料理に!

定番でアレンジ多様! 野菜たっぷりラタトゥイユ

子育て中のママは食事もゆっくりできないので、不足しがちな野菜たっぷりのお料理が食べたいですよね。鍋ひとつで簡単にできて栄養満点のラタトゥイユは、そんなママにおススメのお料理。
料理が苦手な人でも簡単に作れます。お好みのお野菜を厚手の鍋にいれて塩・オリーブオイル・お好みのハーブなどと一緒に弱火でコトコト煮こむだけ。野菜の水分だけで煮こまれたラタトゥイユは素材の味をダイレクトに味わえます。そのまま食べるのはもちろん、残ったらパスタソースにしたりごはんにのせてカフェ風丼ぶりにしたりとアレンジレシピも楽しめます。

変化球を狙うなら豆料理がおススメ!

ちょっとめずらしく意外とよろこばれるのが豆料理。おススメなのは「レンズ豆」。フランス料理ではよく使われる食材ですが、最近では日本のスーパーでも入手しやすくなりました。レンズ豆はほかの豆にくらべると戻し時間がひじょうに短く、また鉄分などの栄養価が高いので私もよく活用しています。
水に乾燥レンズマメを20~30分浸しておきそのあと、鍋で細かく切ったベーコン・みじん切りしたタマネギ・豆がかぶるくらいの水・ローリエの葉と一緒に煮こむだけ。おいしくワインにもあうひと品の完成です! ベーコンの塩味が勝手に良い味にまとめてくれるので特別な味つけは不要ですが、物足りないという場合はブラックペッパーやコンソメを少々足すといいでしょう。レンズ豆を使うだけで何だかこなれたオシャレ料理に見えるので、変化球を狙いたいママはおススメのひと品です。

まとめ

いかがでしたか? 鍋ひとつで簡単にできる煮こみ料理は、忙しいママの味方。そのままテーブルに出せるオシャレなお鍋がひとつあれば、あとはとり皿を用意するだけでOK! 洗いものも減り、もりつけで頭を悩ませることもありません。ぜひお気に入りのお鍋を吟味して選び、簡単なのに見ばえする煮こみ料理のレパートリーを増やしてみてはいかがでしょう? ゆっくり外食できないママこそ手抜き料理をフル活用して、おうちでの“おもてなし”を気負わず、大切なお友達とのホームパーティーを存分に楽しんでいただきたいなと思います。

2015.08.24

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by 國塩亜矢子

インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター 「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆・レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。 女子栄養大学認定・食生活指導士1級 日本野菜ソムリエ協会認定・べジフルビューティーアドバイザー、調味料ジュニアマイスター、キッズキッチンインストラクター ★著書「決定版!節約・冷凍レシピ」(宝島社) ★ブログ:「旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !~!」 http://ameblo.jp/ayablo-1220/ ★HP:「旬食美人学」 http://syunsyokubijingaku.jimdo.com/