桃は丸ごと皮ごと食べるのがおいしい!
桃の皮をきれいに剥くのって、意外と難しかったり手間がかかりますよね。しかし、そんな手間をかけないで甘くておいしい桃を一番おいしく食べられる方法が! じつは皮ごと食べるのがおすすめなんです。桃農園の方や桃が産地の山梨などでも、皮ごと食べる習慣があるとか。
桃の食べかたはシンプルに
桃の一番甘くておいしいところは、皮と実のあいだです。皮を剥くことで一番おいしい部分をとりのぞくことに。桃を食べるときは、水でさっと洗って丸ごと食べるシンプルな食べかたがおすすめです。
桃の皮には栄養がたっぷり
桃を丸ごと一個食べると、栄養価がけっこう高いんですよ。細胞を若くたもってくれるビタミンEやエネルギー元になるナイアシンも豊富です。そのほかにもビタミンCやカリウムといった夏には欠かせない栄養素も。なかでも注目なのは皮に含まれるカテキン類です。
皮にあるカテキンがすごい
桃の皮に含まれているカテキン類は、老化防止に効果絶大です。また、がん予防にも効果があります。夏の紫外線で影響を受けやすい肌や肌の内側を守るためにも、桃の皮も一緒に食べたほうが若がえり効果が期待できます!
歯ごたえとか舌触りとか
皮を食べるとなると、歯ごたえや舌触りに違和感を感じそうですよね。でも皮の表面の少しふさふさしている毛は、洗えばとれてしまいます。そして皮ごと食べてみるとあら不思議! まったく違和感なんて感じません。むしろ甘味を感じておいしくなります。
かぶりつきたくない?
朝食に桃を食べられたら朝から幸せ感満載! でも、かぶりつくなんてちょっと……と思う人は、皮ごと桃をきってから食べてもOKです。種の部分にあたらないよう、果肉の部分だけを皮ごときりましょう。縦きりにするとより甘味を感じることができますよ。
保存方法も大事
食べる前に冷やす
暑いときは冷たくして食べたい桃ですが、保存方法はなるべく常温が好ましいです。冷蔵庫に保存してしまうと、水分が抜けやすく甘味や風味が逃げてしまうことに。食べる1時間~2時間前に冷やして食べるのがベストです。また常温のままだと、より一層甘味を感じられます。
通常の保存方法
つねに常温で風通しのいい場所に保存しておきますが、そのままおいておくと、だんだんといたみが激しくなってきます。でも好みの硬さや柔らかさがありますよね。好みの硬さ、柔らかさになったら、新聞紙などにくるんで袋にいれてから、冷蔵庫に保存しはやめに食しましょう。
値段が高いほうがおいしい?
桃にもランクわけがあるため、値段にもばらつきがあります。高いほどおいしいの? と思いますが、じつは糖度などに違いが! 値段の高い桃などは、木のうえの部分になっている大きくて甘い桃です。太陽の陽があたり糖度も増します。そしてもちろん味も格別です。
手が届かないと食べられない
しかし、毎回値段の高い桃なんて買っていられないのが現実。木の真んなか部分になっている桃は、甘くて大きい桃でありながら値段が少々お手頃になります。また、木の下部になっている桃は小ぶりで少し固めのものもありますが、2~3日おいておけば甘くておいしい桃になりますよ。