9月1日は防災の日。●●をしておくことが大切、改めて点検したい「もしもの備え」!
3.11の東北大震災から改めて震災のおそろしさを目のあたりにした私たち。それからというものの、関東大震災や南海トラフなど数々の自信が予測されていますよね。「いつくるのかは誰にも予想できない」のが震災の恐怖。もしかしたら今日、地震や火事が起きるかもしれない……。
そう思ったとき、非常用具の準備は大丈夫ですか? 9月1日は防災の日。これを機に非常持出袋の点検、まだ準備していない方は「もしもの備え」を用意してみませんか?
非常持出袋に入れておくべき必須アイテム5
1……水
500mlのペットボトルが一人一本は必要な状態になります。また、水は飲料水としてだけでなく生活用水としてもあらゆるシーンで必要になってくるため常備しておいて損はなし!
2……食品
すぐに食べられるレトルト食品やフリーズドライ、カロリーメイトなどの栄養補助食品などがおすすめ。長期保管できる缶詰などもいいですね。すでに非常持出袋を準備しているご家庭は賞味期限の確認を。
3……医薬品
絆創膏や消毒液などケガに備えたグッズ、そして急な頭痛や生理痛などに効く鎮痛薬や、発熱などに効く抗生剤などもあると安心。いつも飲んでいる薬もお忘れなく!
4……あると便利グッズ
携帯ラジオ・乾電池・懐中電灯・ポリ袋・スマホなどの充電器、重要事項の控えのコピー(家族分の保険証や免許証のコピー等)、下着・軍手・油性ペンとメモ用紙・ウエットティッシュ・ホイッスル――。
とくにホイッスルは自分の居場所を知らせることができるので必須アイテム!
5……これが家族をつなぐ「連絡カード」を用意!
家族がはなればなれになっても連絡をとりあったり、集合場所などの居場所を知らせるのに役立つ家族の連絡カードをあらかじめ作っておきましょう。画用紙やメモ用紙などなんでもOK。連絡カードに必要な項目は
・家族の名前・それぞれの電話番号・メールアドレス
・もよりの避難所・避難所の住所・避難所の電話番号
を記入し、お財布など普段身につけるものに常時携帯しておきましょう。一枚書いて家族分コピーすると手間いらずです。また、万が一に備えて年に一度のこの機会に震災が起きたら……を想定して家族で決めごとを話しあっておくと◎。
これらの基本アイテムのほかに、季節によってクールジェルやホッカイロなどのアイテムをプラスしたり、小さなお子さんや赤ちゃん・お年寄りがいるご家庭はそれにあわせておむつや粉ミルクなど、なくてはならないものを考えてプラスしておきましょう。
非常持出袋のおく場所が吉と凶にわかれる!
せっかく非常持出袋を準備しても、保管場所によってはまったく無意味になってしまう場合も。クローゼットや押しいれなどは扉の枠が地震などで少しゆがんだだけでも開かなくなってしまいます。非常用具が入った袋は玄関付近に。水やレトルト食品など備畜品は玄関や外の物置き・ベランダなどがおすすめです。
ご家庭によって家の間取りは違うため、非常時をイメージした際いざというときにとり出しやすい場所・逃げ出しやすい場所に保管するのが最適。
まとめ
災害から4年が経つ今も、被災地では復興に向けたとり組みが続いています。ときが経つとどうしてもひとびとの記憶の風化が懸念されてしまいますが、今日という防災の日を機会に緊急時に役立つよう確認や点検を行い、「もしもの備え」を万全にしましょう!