もっと賢く働こう! 集中力を意識することでお仕事効率も大幅アップ!

2015.07.27

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せっかくお仕事をするならダラダラせず、集中して効率よくかたづけていきたいものですよね。でもいつもそれができているかといえば、ちょっと疑問……という方も多いでしょう。
そこで今回は、集中力を意識することで効率よく働けるヒントをご紹介しましょう!


働いているときの集中度を3つの段階にわけてみる

たとえば1日8時間働くとして、8時間つねにぶっ続けで集中力をたもつというのは、どんな人にとっても無理な相談というもの。人間の集中できるスパンには限りがあるので、もっとも集中しているときに重要なタスクにとり組むようにすると、仕事全体としての効率がグッとあがります。ではまず、集中の度合いを3つの段階にわけてみましょう。

集中度レベル「高」

非常に集中度が高く、意識もクリアで重要な案件を決定したり、複雑なタスクを処理するのにもっとも適した状態。このレベルの集中度を維持するのは困難なので、この時間を最大限にいかすことが大切。

集中度レベル「中」

集中力がほどよいレベルでたもたれ、はたから見れば真面目に仕事をしているものの、100%そのタスクに集中しているわけではない。気がちってしまうこともよくあるが、この集中度レベルの時間がもっとも長いといえる。

集中度レベル「低」

仕事をしようという気持ちはあるものの、集中力をたもてず意識が散漫になりがちなレベル。このときに難しいタスクやトラブルに対処しようとしても、いたずらに時間を費やすだけなので要注意。

自分のお仕事時間にこれらの分類をあてはめてみましょう。もっとも集中度の高いときはいつでしょうか。逆に集中度が低いなと感じる時間帯は?? 1週間から1か月くらい、よーく観察してみて。自分の集中力がどんなパターンになっているのか意識してみてください。

集中力レベルが高いときに、どれだけ仕事をこなすか……

一般的に人の集中度がもっとも高く、仕事に意識がフォーカスしやすいのは午前中といいます。だいたい10時ごろからお昼近くまで。そしてお昼休みとその直後は、食後ということもあり集中力レベルは著しくさがります。そして午後にまたもう1回集中力をとり戻すことができれば、1日としてはかなり仕事の効率が高いほう。そのまま中レベルの集中度で終わってしまうこともあるでしょう。
ほんとうに高い集中力を発揮できるのは、2時間前後くらいと思われます。週の後半など疲れがたまってくることには、2時間にも満たないというときだってあっても不思議ではありません。ですから、集中力が維持できないと自分を責める必要はありません。自分が高い集中度をたもてる時間内でどれだけのパフォーマンスを出せるか、ということを考えてみましょう。
自分の集中度がどんなパターンになっているのか自覚したら、次は仕事の業務内容やタスクをリスト化してみます。いつ・なにをするのが自分にとってもっとも集中力を活用できるのか、まとめてみましょう。タイムフレームは1日単位でも1週間単位でもかまいません。

最後に集中力をキープするためのコツをまとめておきましょう

□ 朝食を抜かずに、しっかりと食べておくこと(空腹感は集中力低下の大きな原因です)

□ コーヒーブレークは、朝の一仕事を片付けた10時前後に

□ メールを四六時中チェックしないこと。数時間おきにまとめてチェックする(メールをその都度チェックするのでは、集中度が途切れがちに)

□ 1時間~1時間半に1回はデスクから離れ、短い休憩をとる。歩いたり、同僚と話したり、コーヒーブレークをとったり――。リフレッシュを忘れない

□ 同僚や上司から話しかけられて仕事が中断されやすい人は、「ただいま集中しております。お問い合わせやご質問は○時以降に」というサインをたてておく(よほど急ぎの案件でないかぎり、たいていの人はわかってくれます)

2015.07.27

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。