オイルの中でも日本人に良く合う椿オイルとは?

2015.06.05

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髪の毛をキレイにしてくれるイメージの高い椿オイル。日本人にとても合っているオイルのようです。実は椿オイルは髪の毛だけでなく、肌や食用としても使われ、その効果もとても嬉しい作用をしてくれます。しかし、とても希少なオイルなのでお値段もそこそこ。しかし、髪の毛や肌、体内にもよい椿オイルは国産の物がほとんどなので安心です。国産のものなら他の高いオイルや輸入されてきたオイルよりも、体質に合っているかもしれませんよ。


始めに気を付けるべきこと

椿オイルは抽出方法により鮮度や効果もさまざまです。また、国産の椿の種子から抽出したオイルだけでなく、輸入された種子と椿オイルを混合させたものも売られているので、成分表に「ツバキ油100%」と書かれているのかチェックが必要です。国産の椿オイルの主な品種はヤブツバキで、温かい地域で育ったものがほとんどです。
そして抽出方法でもより品質が高くなると言われているコールドプレス製法の物は、品質度が高く、椿本来の成分や香りをしっかりと楽しめるようになっているので、より本格的な椿オイルを試したい人はオイルの抽出方法もチェックしてみるといいです。

髪の毛に良いわけ

椿オイルは日本人の髪質にぴったりと合っています。髪の毛に必要不可欠なキューティクル成分を守るので髪の毛がつややかになり、さらに指通りが滑らかになるので、椿オイルを使っている人の髪の毛は、まとまりがありサラサラです。日中の紫外線にも強いので、オイルと言っても髪の毛に付けておけば、傷まずに健やかなサラサラヘアを目指せます。髪の毛がパサついてきている人や、キューティクルがなくなってきている人は、椿オイルを試してみる価値はありますよ。

お肌に良いわけ

椿オイルの成分で多くを占めているのがオレイン酸です。皮脂の60%ほどもオレイン酸なので、同じ成分同士とても肌に合います。またオレイン酸は酸化しにくいため、肌に塗っても肌がオイルで酸化する心配がありません。しかも椿オイルの場合、保湿性が非常に高くさらに伸びが良いので、少量でもお肌をしっかりと潤わせながらサラサラにしてくれるんですよ。

食用でも効果絶大!

スキンケアならよく聞くけど、食用の椿オイルってあまり聞きなれないですよね。椿オイルの多くの成分であるオレイン酸は、体内にとっても必要な成分で、さらに健康効果や美容効果にも最適です。オイルというと酸化しやすいイメージですが、椿オイルには酸化しやすいリノール酸が非常に少なく、オレイン酸が主な成分となっているので、肌だけでなく体内の酸化も防いでくれます。空気中でも酸化が防げるので品質が悪くなるといったことが起こりにくいのも嬉しいですね。
体内に入れても酸化しにくいということは、腸内の悪玉コレステロールの増殖が下がり、善玉コレステロールをアップさせていきます。サラダにかけて食べたり、パンに付けて食べたりと、オリーブオイルと同じような使い方で美味しくいただけますよ。

2015.06.05

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。