ストレスフリーな生活は朝食を取ることにある!?

2015.06.24

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朝食を食べるべきか、食べないべきか――。この問題は体の健康を左右するのでは? との観点からどちらが良いのかが議論されがちです。体の健康も大事ですが、朝食をとらないことでの「心の問題」はあまり注目されていませんよね。実際、朝食を食べたときと食べないとき、あなたならどちらのほうが幸せを感じますか?


幸せ度に違いがある

朝食を食べる人と食べない人、それぞれ幸せ感に違いがあるとの調査結果があるようです。調査結果によると朝食を食べて生活をしている人は、現在の状況において幸せを感じる人が多く、逆に朝食をあまり食べない人たちは、現在の状況に対して幸せ感が薄れているようです。そしてどうやら、朝食をとるとらないは生活環境や考え方の違いからきているみたい。朝食を食べている人は健康管理を気にしたり、家族との団らんの場として、朝食の時間を大事に考えています。逆に朝食をとらない人は、経済的なことに重きをおいていて、家族とのコミュニケーションに重要性をおいていないようです。

現実と理想が違っている

朝食を食べない人たちは、経済的に余裕が欲しいと思っている人たちが多いにもかかわらず、調査によると朝食を食べている人たちのほうが、経済的に満足している人が多いようです。実際の経済状況よりも、生活に満足していると気持ちのうえでの余裕がうまれ、経済的に不満を感じない、というのがその理由。また、朝食をとらないことで時間に余裕ができるという人もいるようですが、実際に時間に余裕があるのは朝食を毎日食べている人。リズムのある生活を送っている人が多いみたいです。

仕事にも影響が出てくる

朝食を食べない理由として、朝は睡眠時間を多くとりたいなとの理由から、朝食の時間を裂いている傾向にあります。朝食をとらないと栄養バランスなどが崩れ、体の健康面に影響が出てくることにもあるようです。そのため、朝食をとらないことでイライラや集中力の低下など、仕事をするうえでのデメリットが出てきてしまいます。頑張って働いているにもかかわらず、イライラや集中力の低下によって余計にストレスを溜めこみやすい状態に。仕事で疲れやすく、現状の職場にも満足できていない人も多いようです。

朝食は充実したものを

ひとくちに朝食といっても、その中身も重要。しっかりとした朝食をとっている人は、主食・主菜・副菜などをしっかりとバランスよく食べています。しかし朝食といっておきながら、バナナだけ、ヨーグルトだけ、パンだけといった単品で朝食を済ませている人もいます。朝食をあまり食べないけれど、たまに食べるといった人たちの中には、このように単品の食事が多いようですが、しっかり毎日朝食を食べる人はバランスの良い食事をし、そして幸福感が高いようです。朝食を食べることで健康になる、ならないだけでなく、現状の今の生活に満足するかしないか、ストレスなくすごすことができるかの違いがあるようです。朝食は実は幸福な生活を送るうえではとても重要なことなのかもしれませんね。ストレスを感じている人は、まずはしっかりとバランスの良い朝食をとることから始めてみては?

▽ 参考資料: 東北大学加齢医学研究所 加齢医学研究拠点

2015.06.24

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。