夏バテにならない対策を知っておくと便利

2015.06.25

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今から夏になる前に夏バテにならないようにするにはどうしたらよいか? を知っておくとうっかり体調を崩して夏風邪・体力不足・気力低下などのさまざまな症状に悩まされずにすみますよ。体調管理をちょっと意識しておくだけでも、夏を快適にすごせます。暑い季節だからこそ、元気にすごしたいなら夏バテ対策の知識を入れておくと便利かも。


基本中の基本、水分補給のコツ

夏はたくさん汗をかくし、水分補給はとても大切になります。水分補給といっても、ただ水を飲むだけでなく、しっかりとミネラルが入っている水分を補給する必要があります。水分自体は、酸素を運んだり、体温を調節するために必要ですが、汗が流れていると体内の塩分濃度が減り、そこに水だけを流し込むと体内の塩分の濃度が低くなることが。さらに汗を流すと、体内から一緒にミネラル分が出て行ってしまうため、代謝などに必要なミネラルが不足し、脱水症状、体力低下など様々な症状を引き起こしてしまいます。水分補給をする際は、栄養がある麦茶やスポーツドリンク、塩分の入っているお味噌汁なども有効です。また、冷たいものばかりを飲んでいると、胃腸が疲れて体自体も疲れやすくなってしまいます。飲むときは常温や、たまには温かいお茶などを飲んで胃腸を休めてあげることも大切です。

夏野菜で栄養補給

夏野菜は暑さに打ち勝つための栄養がたっぷり含まれているので、夏野菜をいっぱい食べておくと元気になれます。特に夏の緑黄色野菜はミネラルが多く含まれているので疲れやすい体にぴったり。カボチャやトマト、ピーマンやモロヘイヤなどの緑黄色野菜は、カロチン、ビタミン類、カルシウムや鉄分、カリウムなどが豊富です。ミネラルは汗で流れやすいので、たっぷりと夏野菜を取っておきたいところです。特にカロチンは油に溶けて体内に吸収されます。夏に脂っぽいものは、と思うかもしれませんが、サラダにオリーブオイルをかけたり、カボチャなどは揚げてお蕎麦と一緒に食べるなど、工夫次第で食欲をそそります。

私生活での工夫

夏バテを避けるためにも、私生活ので工夫が大事です。暑さに弱い場合は、とにかく暑さを回避する必要があります。しかし、なかなか暑さから身を守るのは大変です。なるべく服装などは汗を逃がしやすいものや、通気性の良いものを着て過ごすのがベスト。また、家の中にいるとき、あまり冷房で冷やしすぎないように。特に外出予定があるときなど、家と外との気温差が5度以上あると体がびっくりしてしまいます。外出前、さらに帰宅後なども室内と外の温度差を広げすぎないのもコツです。

食生活での工夫は?

食事は夏場の暑さに負けないためにも大切です。特にエネルギー不足になりやすく、だんだんと食欲も減りがちに。また、食事からの栄養が減ることで、体内にある脂肪や筋肉が消耗していきます。より疲れやすく夏バテもしやすくなってしまいます。食べたものをエネルギーに変えるためにも、脂質や糖質をエネルギーに変換するビタミンB群の多い食事を心がけると良いです。豚肉はとてもビタミンB群が豊富なのでおすすめ。しかし、食欲がないという人は、食欲を増進させてくれるスパイスを使って調理すると良いかも。スパイスといえばカレーなどが思いつくのでは?夏野菜もたっぷり入れればミネラルも一緒に取れるので、カレーなどスパイスたっぷりの食事で夏バテになりにくいよう体調管理ができますよ。

2015.06.25

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。