効能いろいろ、トウゴマから取れるひまし油が魅力的!
内側も外側もキレイにしてくれるひまし油はご存じですか? トウゴマ(唐胡麻)の種子から作られたひまし油は、使い方によってさまざまな効能があります。身体の悪い部分に内側から作用したり、シミやイボなど身体からすでに出てきているものにまで効果があるといわれている、ミラクルなオイルです。
キレイな実が出来るトウゴマ
トウゴマ自体はあまり聞きなれない植物かもしれませんが、日本でも雑草のように生えていることも。赤い実のような花を付けて、その中にタネができます。トゲトゲが印象的なのですが、とてもキレイな色をしています。そしてこのトゲトゲと同様に種子にはリシンという毒のタンパク質が含まれています。そのため、古くからインドでは便秘薬として使っていたとか。日本では薬局方で下剤として用いられています。直接飲むことで下剤の効果がありますが、ひまし油は塗布することでさまざまな効果があります。
キズ口がキレイになる
指を切ったりすりむいたり、そんな時にひまし油を塗ってあげると治りが早いとか。ひまし油に新陳代謝を良くする効果があるので、皮膚の再生能力を高めてくれるようです。傷口などに塗布しておけば、軽傷なら傷口が塞がりやすく、すでに傷跡が残ってしまっても薄くなってくるなどの効果があるようです。こまめに塗っているだけで、自然と皮膚の再生が活発になりキレイな肌になるみたいです。
デトックス効果がすごい
ひまし油が下剤として用いられるように、不要なものを排出する効果があります。特に内臓に溜った毒をデトックスすることで免疫が上がったり、血液がキレイになるなどの効果も望めます。ひまし油を内臓のあたりに塗布して温めておくと、デトックス効果により便通が改善し、体内の老廃物を排出し、むくみを解消します。さらに身体の弱っている部分に作用してくれるので、身体の内側からキレイになれます。
シミ取りクリームを作る
ひまし油のデトックス、新陳代謝の効能を活かしたクリームがあります。ひまし油と重層を混ぜたカソーダというクリームは、シミやイボなどで悩んでいる人におススメです。ひまし油1に対して重層を2の割合で混ぜ合わせ、クリームを作ります。このようなクリームは市販されているため、手軽に手に入れることができます。このクリームを気になるシミの部分に塗ると、シミがかさぶたのようになり剥がれ落ちます。塗った部分の皮膚が代謝を繰り返し、キレイな皮膚によみがえる働きをします。また、作用する部分としない部分があるようで、その分かれ目は塗ったときにヒリヒリと刺激を感じるかどうか、にあるようです。イボも同じように塗っておくだけでポロっと取れるので、イボで悩んでいる人は挑戦してみる価値はありそうです。新陳代謝を繰り返し皮膚を再生していくので、2日、3日では効果は分かりにくいですが、1か月~2か月じっくりと時間をかければ、シミやイボもキレイになるので、レーザー治療や高いシミクリームを買う前に、試してみると良いかも。