いつか母になりたい人必見! 母親になって人生観がどんなふうに変わる?

2015.05.21

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女性として生まれたからには、いつか母になってみたいと思ってる人も多いのではないでしょうか。育児は大変、仕事との両立が難しい、ということは様々なところで語られていますが、それでもわが子を抱く喜びは何事にもかけがえのないものだし、今までの人生観を大いに覆してくれる素晴らしい体験だと思います。では“母”になることで、どんなふうに人生観が変わるのか、今育児に悪戦苦闘している人、そしていつか母になりたいと思っているすべての人に、参考にしてほしいと思います。


“与えられる存在”から“与える存在”へと変わる

どんな人でも、生まれてからずっと親や社会から守られ、庇護される存在でした。でも母親になるということは、わが子という守るべき存在ができるということです。愛情、時間、そして労力、自分が持てるあらゆるものを与え、育んでゆく存在です。いわばこれまで受け身だった立場から、より能動的に命や社会と向き合う立場に。責任も大きくなりますが、“与える存在”になることは精神的にも自分を大きく成長させてくれる体験です。

今まで気づかなかった小さなことにも驚きや新鮮味を持って見られるように

いったん大人になると、なかなか新鮮な驚きや発見って難しくなります。旅行で見ず知らずの土地を旅するのだって、慣れてくると新鮮味が薄れてくるもの……。しかし子どもが生まれてみると、またそれも一変。幼いわが子の視点で眺める世界は、まさに驚きと不思議に満ちたワンダー・ランドです。子どもと散歩に出てみれば、今までとは全く違った風景に出会えるし、旅行だってまったく違った楽しみ方がでてきます。そんな新鮮さが日々の生活に大きな彩りを添えてくれます。

人生の生きる意味や目的がはっきりと明確になる

会社でどんなに出世しても、あるいはお金を稼いでも、誰か他の代わりとなる人は出てくるでしょう。でも母親業は、世界でただひとり自分にしかできない、代わりのきかない仕事です。自分を無条件に頼り、必要とする存在がいると思えば、わが子を守り、無事に育てることに人生の意味や目的を覚える人も多いはず。世界でその仕事をできるのは、母親である自分だけです。そう考えてみると、わざわざ人生の意味や自分の存在価値についてクヨクヨ悩んだりすることもなくなります。“やるべきこと”がはっきりした人生はシンプルかつ、迷いもなくストレートで潔いものです。

大変なことも多いが、他では決して味わえないやりがいを得られる

育児はたしかに簡単なことではありません、大変だからと言って途中で投げ出すことは許されないし、子どもの成長に伴い、つねに新しい問題や悩みが生まれてきます。でも大変だし、難しいからこそ、他では決して味わえないやりがいや達成感もあるのです。子どもが歩き出す、喋る、学校に行くようになる、さまざまなライフステージで成長を実感し、“今まで頑張ってきてよかった”と心から思えるはずです。

母となって、愛するわが子の成長を見守ることは、自分自身をも成長させ、今まで知らなかった世界に気づく、とても貴重な経験です。もちろん苦労も多いのですが、やはり素敵なことだと言えるのではないでしょうか。昔から“案ずるより産むがやすし”という言葉もありますが、いろいろ難しく考えすぎず、まずは“母になりたい”という自分の素直な気持ちと向き合ってみてください。

参考記事(海外サイト): 7 Reasons Why Motherhood is the Most Beautiful Experience

2015.05.21

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。