誰でも簡単に、すぐできる! 幸せ感度をアップする小さな習慣たち
「お金さえあれば、もっといい暮らしができて幸せなのにー!」なんて不満を抱えながら暮らしていませんか? でもそれは大きな間違い、お金さえあれば幸せというほど人生単純なものではありません。ないものをねだって心をカサつかせるより、お金がなくても十分満ち足りて幸せな気分で暮らせるヒントをご紹介しましょう。
イギリスのテレサ・ベルトン博士によれば、つつましい生活を送っている人ほど幸福度も高いというのです。では具体的にはどんなことを習慣づければ、お金もかけず、ハッピーになれるのでしょうか??
まずは「断捨離」。何かを欲しがる前に、今持っているものをよく見直す
自分の生活に不満を抱いている人、家のなかが雑然としていませんか? まずは断捨離で、不要なものはすべて処分してみましょう。本当に必要なものは案外少ないものなんです。溢れかえるほどのモノに囲まれているより、自分が心底気に入っている大切なものだけに囲まれて暮らすほうがはるかに満足感も高まります。
気持ちのいい季節こそ、外に出て歩く
普段は都会暮らしで人工的な空間で生活していると、つい「あれが欲しい、これも欲しい」と物欲が出てきてしまいます。それをストップするためにも、これからの気持ちよい季節、外に出てどんどん歩いてみましょう。都会でも公園、河原や海岸、自然に触れられる場所はあるはず、そんなチャンスが増えると心も大らかになり、病的なほどの物欲から解放されることでしょう。
背筋をピンと伸ばして、笑顔をつくる
どんよりとした表情で、しかも猫背気味でいたら、幸せな気分だって逃げていってしまいます! 明るく、前向きな気分ですごしたいなら、まずは自分の普段の姿勢と表情に気をつけてみることです。背筋をピンと伸ばして、自然な笑顔が出ているでしょうか。外に出る前、鏡の前で自分の笑顔をチェック! 自分の笑顔を好きだと思えるようになれば、自己肯定感も上がって、ますますハッピーになれます。
悩む前に、とにかく体を動かす、動かす、動かす!!
恋愛、仕事の悩み――考えだせばきりがありません。でもそのまま悩みっぱなしだと心も沈みがちに……。そんなときはとにかくスポーツやエクササイズで体を動かすこと。体を動かし、汗を流すことで、体内では幸福ホルモンと呼ばれるエンドルフィンがたくさん分泌され、幸せな気分に。クヨクヨ悩んでいることがなんだか馬鹿らしく思えて、乗り越えるパワーとエネルギーが生まれてきます。
身近にひそむ小さなことに、感動したり、感謝してみる
毎日が平凡でつまらない、という人は、ぜひ身近にひそむ小さなことに目を向けてみて下さい。季節がめぐる、毎日無事にすごせる、誰かに親切にされた――。普段当たり前と思っていることでも、じつはとても恵まれたことがあなたの周りにもたくさんあるはず。そんなひとつひとつのことに気づけば、「私だけが不幸で、みじめだ」なんて気持ちには決してならないことでしょう。小さな幸せに気づけるマインドを持っているかどうか、じつは幸せを実感するうえでとても大切なことなのです。
1日少しの時間でもいいので「マインドフル瞑想」をしてみる
普段の忙しさに追われてばかりだと、自分の気持ちを振り返る余裕もありません。そんなときこそ、不安感や焦燥感におそわれて鬱々とした気分に陥ってしまうものです。これを防ぐためにも、1日5分~10分でもいいので、「マインドフル瞑想」を試してみましょう。ひとりになれるときに、自分の呼吸を意識しながら気持ちを静めていきます。すると雑然とした気持ちを見つめ直すことができ、根拠のない不安感に苛まれることもなくなっていくはず。いわば心のデトックスとしてこれを習慣づけてみるとよいでしょう。
参考記事(海外サイト):Declutter, hang washing outdoors and practice good posture: The eight steps to feeling happier immediately revealed