女優がやってる瞑想、この春デビューしてみない? これからは妄想じゃなく瞑想だ!
女優さんや俳優さんは撮影や舞台の本番前、稽古の合間に瞑想をします。周りとのコンタクトを一切断ち切って自分の心と対面する時間をとり、邪念を断ち切って役に集中するためです。
妄想なら大得意の筆者も、拙劇団の本番前によく取り入れております。短い時間で非常に高い効果が得られるエクササイズです。精神が研ぎ澄まされ、気持ちがリセットされるので、嫌な気分を切り替えたりするのにうってつけなんですよ。
今日は瞑想は瞑想でも、日常生活にカンタンにとり入れられるライトなものをご紹介いたします。
携帯電話の音を切ります
音楽をかけたい方は、ヒーリングミュージックを小さめに流すことをオススメします。耳障りにならない程度のボリュームにしましょう。無音でもかまいません。ご自身が心地よい音なら何でもかまいませんが、ロックやポップは避けましょう。
大の字になって寝ます
横になり、思い切り背伸びをしてから体を楽にしましょう。2、3度背伸びをしてから大きく深呼吸をします。天井を見上げて、鼻から息を吸って、口から吐きます。
目を軽く閉じて、両手は手のひらを上にして軽く開きます
腹式呼吸はそのままで、自分の呼吸の音に集中します。思い切りお腹に息を吸い込み「これ以上吸えない」というくらいまでになってから、ゆっくりと口から吐きます。
吐くときは、お腹がペッタンコになって「これ以上吐けない」というくらいまで吐ききってください。
吸うときには大きな樹になったイメージで
これは筆者の知人でヨガの先生が教えてくださった腹式呼吸のコツです。
吸い込むときに、あなた自身が大きな樹になったイメージを持ってください。足の裏から大地の良い気を吸い上げていくようなイメージを持ってください。体の中に、プラスの気が満ち満ちていくようにイメージしてくださいね。
吐くときは、毒素を吐き切るイメージを
プラスのエネルギーを吸い込んだら、あなたが体の中に溜め込んだ嫌なことを全て外に吐き切るイメージを持って、息を吐きます。
自分と対面する時を大事に
多忙な毎日の中、ついつい後回しにしてしまうのは自分自身のケアです。この瞑想のゴールは、疲労やストレスをリセットし、英気を養うことです。どれくらい長くすべきか、などの時間の設定は特にありませんが、大体5分くらいしていただければスッキリします。
腹式呼吸は腸の動きもよくしますので、便秘にも効果があります。
慣れてきたら、腹式呼吸は続けながら「今日は、もっと◯◯したかったな」とちょっとした反省をしてみたり、「明日は、◯◯してみよう!」と楽しい計画をたててみてもよいと思います。
日々の心の疲れのリセットに、集中力を高めたいときに、ぜひお試しください。