ストレスなんて斬り捨て御免! イラッとしたときに、あなたが腹の底で判断すべきこと~前編~

2015.04.06

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春は出会いの季節。多くの新しい出会いがある中で、同僚が増えたり、上司や部下の面々が変わったりする方も多いのではないでしょうか? いいことばかりあればいいのですが、なかなかそうもいかないのが悲しいところです。新しい面々とイチから関係を育んでいく中で、イラっとすることもあると思います。新しい環境の中で、思いがけず人間関係のトラブルに遭遇してしまう人もいらっしゃるかもしれません。
今日は、そんなときにあなたの怒りを鎮める方法をお話します。


まず深呼吸をする

王道ではありますが、これ、意外とやらない人が多いんです。つい口から出てしまいそうになっている攻撃的な一言をまず飲み込み、深呼吸をしてみてください。
感情的になればなるほど、立場は悪くなるものなのです。

相手が悪かろうと指摘はしない

もし相手が100%悪かったとしても、論理だてて言い負かしたところで相手は変わりません。
事態はまったくよくはならない場合がほとんどです。
悪意を受けたものを反発したところで、「口答えをしてくる気に入らない奴だ」というレッテルを貼られ、事態は悪化する一方です。

なぜその行動をしたのか、裏を考える

人の行動には必ず理由があり、思いがあります。自分にとっては「ありえない間違い」という振るまいでも、相手にとっては自分の価値観に基づいた「正解」だったりします。
そこに思いをはせましょう。理解不能だとしても、思い返してみることです。その思い返しの時間がものすごく大事なのです。

上から構えずに、下からいく

人間には誰しも自尊心があります。つまり、自分のことを尊いものとして接してくれる人を邪険にしませんし、嫌がりはしません。
まず下手に出るのです。演技でも問題ありません。演技だと見破られることはまずないです。そもそも人間の感情に敏感な人が人を傷つけたりしないですからね。

3年後一緒にいるなら、話しあう

人の悪いところを指摘し、正すという行為は、誰もがしたくない行為です。
あなたがイラっとした相手と3年後も人間関係を持っているようであれば、多少嫌な思いをしても、ディスカッションをする必要はあるかもしれません。ですが、3年後一緒にいないような相手に対して、あなたが怒ったりする時間はもったいないと思いませんか?
「この人とは長い付き合いじゃないし、こだわるまい」と割り切ることも、ときにあなたの心を軽くしてくれるでしょう。他人に深入りすることは、エネルギーがいるのです。すっぱりと諦め、許してしまうことだって、必要なシーンはあります。

いかがだったでしょうか?
後編では、人間関係の中で嫌な思いをしたことを、自分の中でどのように消化したらいいのか、というお話をします。

2015.04.06

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。