ストレスなんて斬り捨て御免! イラッとしたときに、あなたが腹の底で判断すべきこと~後編~

2015.04.07

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前編に引き続き、人間関係のトラブルにあったときに、どのように対処していけばストレスが軽減されるか、というお話をいたします。


「私は誰にも傷つけられない」というマインド

絶対的に相手が悪かったり、こちらにはなにも怒られる要素がないのに責められたり、八つ当たりをされたり、小さな行き違いが大炎上を招いたり……そんな不条理なことが社会には溢れています。
そんなときに、いちいち傷ついていてはダメです。「この程度で傷などつくものか」と、他人からの攻撃を盾で防御し、跳ね返すことが必要です。攻撃を真面目に受け止めすぎても、なんの得もないのです。人は誰もが心が脆いのですから、くそまじめになんでもかんでも受け止めていたら、心が壊れてしまいます。
これは「意固地になって、自分の殻に閉じこもれ」という意味ではなく、あなたのエネルギーを使う先をしっかりと見極め、切り捨てるものは切り捨て、怒りを自分の中で鎮め、耐える必要があるということです。

必要なものはあなたの「正義」

「正義」なんていうと、胡散臭いと感じる方もいるかもしれませんが、要は「自分にとって、何が正しく何が正しくないかがはっきりとしていてブレない」ということです。
「正義」は「価値観」とか「芯がある」とも表現されていますね。「正義」を自分の中でもっていると、誰になんと言われようが「それがあなたの生き方なのね」と、他人の考え方や行動をたやすく受け止めることができます。
自分の中の「正義」と照らし合わせて、正しいものが間違っているものかを判断し、間違っているならば、「よそはよそ、うちはうち」と受け止めればいいのです。
ここが固まっていないと、周りの意見に振り回されたり傷つかないで良いところで大ダメージを負ったりします。

これからは、「正義力」

怒りをぶつけられたからと言って、怒りを返したり、不快を不快で返したりしても、あなたの人徳は上がりません。イイ女は損するケンカは買わなくていいのです。「この人は人に怒りをぶつけてくる可哀想な人だ」と諦めればいいのです。
諦めるということは、世の中を斜めから見るということではありません。斜に構えたところで、自分の楽しさまで歪んでしまいますから。

最強なのは、素直で正義力ある人

いつの世も、真っ直ぐで素直な人が最強なのです。いろんな人からの感情を受け止め、時に切り捨てしながら生きていく中で、自分だけの「正義」を磨いていくのです。真っ直ぐに他人を見据えたときに、自ずとその本質は見えてきます。その本質の良し悪しを判断する材料こそ「正義」なのです。

では、あなた自身の「正義」をどうやって育んでいけばいいのでしょうか?
それはまた別のお話としてさせていただければと思います。
長い人生の中で、小石なんかにコケてなんていられませんよ!

2015.04.07

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。