心がうきうきしてると、キレイもついてくる! ムードアップに効く食材まとめ
絶え間ない競争やストレスにさらされ、心がうつ状態になってしまう人が増えているといいます。心が落ち込んでくると、それはもちろん外見にもすぐ表れてきます。表情が乏しかったり、暴飲暴食にはしって肌荒れを起こしたり、髪もケアせず痛んでボサボサのままだったり……。そんな状態では恋愛どころじゃないし、彼からも“どうしたの?”と心配されてしまいますよね。逆に、心がうきうきと弾んだ状態だと、自然と自分のケアもまめにするし、規則正しい生活を心がけるようになり、あなたのキレイもどんどん上がっていきます。
じつは精神面でのケアで大きな役割を果たしているのが、食生活。じつは腸には“第二の脳”とも呼ばれる腸神経システムがあり、迷走神経を通じて脳とも密接なコミュニケーションをとっていることが分かっているのです。よくストレスで胃腸が荒れるということがありますが、心と体がじつは密接に結びついていることが分かると思います。
そこで今回は、“気持ちいい”と感じる神経伝達物質を脳に送ることを促進する栄養価のある“ムードアップ”食材をまとめてみました。食生活に気をつけることで、ストレスにも負けないタフなメンタリティを鍛えましょう!
葉酸(平豆、ホウレン草、アボカド、ブロッコリー、納豆)
葉酸は造血ビタミンとも言われ、血液の健全な働きをサポートします。加熱すると壊れやすいので、できれば火を通さない状態で食べるようにしましょう。
亜鉛(カボチャのタネ)
亜鉛は脳内にもっとも豊富にみられる微量元素で、これが不足すると脳の働きが低下します。また皮膚や髪の健康維持にも欠かせない栄養素です。
亜鉛とビタミンB12(赤肉やエビ、カニなどの甲殻類)
このふたつの栄養素は、血液細胞や神経を健康に保つ働きがあります。
必須脂肪酸(鮭、ツナ、イワシ、フラックスシード、クルミ)
オメガ3脂肪酸などが豊富で、体や脳内の炎症を抑える効果があります。またこれらの食材は、美肌効果があることでも有名です。
ビタミンB6(バナナ、鶏肉、卵黄)
幸福ホルモンであるセロトニンの生成を助けます。
アミノ酸(バナナ、チョコレート)
トリプトファンというアミノ酸が含まれており、睡眠へと導く効果があります。お休み前にどうしてもスナック類が食べたくなったときなどに、おすすめ。
添加物や保存料がたくさん入った加工食品やジャンクフードは避け(実際、食生活の乱れは、うつや気分の落ち込みにもつながると言います)、これらの栄養をしっかりととれるような食事を毎回心がけること。冷蔵庫にはいつもこうした食材をストックしておくと便利です。
もちろん好きな食べ物も、適量を守って楽しむことが大切。あまりガチガチに食事内容を制限するのは新たなストレスの原因となるだけです。毎日健やかに過ごすためにも、これらの食材を中心に、規則正しい生活を心がけましょう。