砂糖と上手に付き合うために知っておきたいこと

2015.03.01

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

最近はお砂糖は体に悪い、毒だといわれて敬遠される存在となってきていますが、それでも甘い物が止められない女子はたくさんいるのでは? お砂糖にもさまざまな種類があり、場合によっては必要性もあるので、お砂糖の理解を深めて上手に付き合ってみては? お砂糖の特性や性質、種類などを知ることで誰でも上手に砂糖を取り入れることができるかも。


砂糖がしてくれること 

砂糖といっても、それ以外の甘味料でサトウキビや甜菜等などもあります。白砂糖などは主に輸入が多いのですが、サトウキビや甜菜等は国内で生産されたものが主流です。また、砂糖はそのまま食べようとしても甘すぎて食べられません。しかし、ミネラル分がそのままのサトウキビなどは、そのまま口に入れてもまろやかな甘味で食べやすくなっています。白砂糖が行ってくれる良い点もあり、それはお料理の中で発揮されます。たとえば小豆などで餡子を作るときなどは、白砂糖の方が照りが出てくるため、見た目にも食欲を注いでくれます。その照りを出してくれるお砂糖は、煮物などでも効果を発揮します。

砂糖が入っていることで嬉しいこと

砂糖の特徴の一つは、水分に溶けやすいことにあります。砂糖をそのままにしておくと固まってしまうほど、水分を吸収しやすくなっています。そして、その水分を含みやすい性質を活かした物が、保存食などになります。砂糖をたくさん加えるとで、長期保存が可能になるんです。他の食材と混ぜ合わせた時に、砂糖自体が水分を抱えこんでくれるため、食材の腐敗を防いでくれます。たとえば羊羹などは、昔遠くへ出かける際に腐りづらい食べ物としてお土産に最適なものだったといいます。そして、今でもその風習は残っていますね。また、クッキーやビスケットなども砂糖がとてもたくさん入っているため、腐りづらく味も悪くならないので、常備しやすいおやつの一つとなります。

見方を変えれば上手く付き合える

もちろん毎日砂糖の入った食品を食べ過ぎるのは、やっぱり体にとっては毒になりますが、食事の見た目をよくしたり、美味しさを引き出す、さらに保存ができる面を知っていることで、砂糖とも上手に付き合っていけます。たとえば、たくさんの果物をもらって全部使いきれないといった時には、砂糖と一緒に煮詰めて保存できるようにすることも可能でよね。また、人にプレゼントするような焼き菓子も、明日、明後日まで日持ちできるようお砂糖を使ったクッキーは最適です。また、白砂糖が気になる人は、甜菜糖などを使って上手に甘味を取り入れていきましょう。

甘味が与えてくれること

人間の体は、甘味が体に入ってくる事でセロトニンが分泌されます。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれるほど、気持ちを落ち着かせてくれるので、ストレスを感じた時にとても有効に働きます。また脳への栄養ともなりますが、一日で120グラムのブドウ糖が必要になります。ブドウ糖は砂糖から素早く摂取できますが、お米や小麦、でん粉などからもブドウ糖は摂取できます。 そかし穀物などは結合物が多いのが特徴で、消化吸収に時間がかかります。そのため、すぐに脳に必要なエネルギーを送るためには、砂糖のような即効性のあるエネルギー源は最適です。もちろん取りすぎにならないためにも、必要な時に砂糖の入った飴やチョコレートなどを少し摂取することで、ほどよい脳へのエネルギー補給になります。

2015.03.01

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。