お部屋探し。女性の一人暮らしはここをチェック!

春は進学や就職を機に「そろそろ一人暮らしをしたいな」とお部屋探しをする人が増える季節ですね。毎日暮らす家ですから、満足いく物件を見つけたいものです。今回は、日当りや広さ、設備など一般的な条件はひとまず置いておいて、女性が一人暮らしのお部屋を探すにあたって特に気を付けるべきポイントに絞ってまとめました。


1.一人で行かない

もう大人の女性ですから大抵のことは一人でできる、と思っていても、特に一人暮らしが初めての人は同伴者を連れて行きましょう。できれば一人暮らし経験のある友人や彼氏、家族が望ましいです。賃貸物件を見るにあたっては短時間に多くのことをチェックしなければいけませんし、ときに営業マンの勢いに押されてしまうことがあります。そんなとき、経験者が隣にいると安心です。

2.必ず駅から歩いてみる

最近では車で物件まで案内してくれる不動産業者も増えていますが、通学・通勤路を一度自分の足で歩いてみることをお勧めします。不動産表記の「駅徒歩○分」は分速80mで書かれていますが、女性の脚ではおそらくもっとかかります。実際の距離感や、自転車を使う場合は坂道の有無など、車では分からないことがみえてきます。

3.買物施設をチェックする

自炊派の人は特に、家の近くや帰り道にスーパーマーケットがあるか、自分の帰宅時間まで営業しているか、品揃えはどうかなど事前に調べておきましょう。

4.昼と夜、時間帯を変えて足を運ぶ

街によっては、昼と夜の様子ががらりと変わる場合があります。昼間行ったときは閑静な住宅街だと好印象だったのに、夜に歩いてみると人気がなく道も暗くて怖い、というケースもありますし、物件の近くに飲食店があって酔客の騒ぎ声が近隣に響いている、というケースもあります。また帰り道の途中に公園などがある場合、不審者がうろうろしている可能性もありますので、必ず環境を確認しましょう。

5.隣室の玄関周りやベランダを見る

集合住宅では、全くの他人と壁一枚の場所に暮らすことになります。どんな人が住んでいるか分かればいいのですが、現実的にそれは難しいですよね。ですので、せめて、両隣の部屋の玄関周り、ベランダをチェックすることをお勧めします。置いてある傘やサンダル、洗濯物で性別が推測できることもありますし、なにより「とんでもない人」を見分けられる可能性があります。たとえば、玄関前に粗大ごみなのかよく分からないものが散乱しているとか、ベランダで怪しい植物が栽培されているとか(これは筆者が体験した実話です)、二人暮らし禁止の物件なのに二人住んでいる気配がするとか(一人暮らしより騒音トラブルの可能性が高いです)、モラルが極端に低い人は避けるにこしたことはありません。おかしいと思ったら、ほかの条件がどんなに良くてもそのお部屋はやめましょう。

いかがでしたでしょうか。以上の点を、お部屋探しの参考にしてみてくださいね。安全で、快適なお部屋が見つかりますように。

2015.03.19

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記事を書いたのはこの人

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Written by 吉原由梨(ヨシハラ ユリ)

東大法学部卒業後、外資OL、秘書職を経て、現在は都内で夫と二人暮らしのフリーライター。30代初級者。 趣味は読書、グルメ、美容と健康の研究、マッサージ巡り、人間観察etc. 自身の経験や思索、あとは好奇心の赴くまま、幅広いジャンルのコラムを書いていきます。 Twitter:@yuriyoshihara ブログ:http://yuriyoshihara.blog.jp 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子