柑橘の匂いで爽やかに! 柑橘類の皮を使って生活に役立てよう

2015.03.29

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春の柑橘類といえば、八朔やきんかん、デコポンなど食べ応えのある甘酸っぱいものが旬ですよね。これらの柑橘って、みかんと比べると皮も分厚くて、皮自体に水分がギュッとつまっているから、なんだかそのまま捨てるのはもったいないと思いませんか? 皮を剥ぐたびに、水しぶきを上げるほどジューシーな皮は、いろいろと生活に役立つ成分が含まれているんですよ。柑橘の皮が余っていたら、ぜひそれを使って生活に役立ててみるのがいいかも!

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食器洗いに役立つ

掃除用の洗剤などにオレンジ成分が入っている物を見たことはありませんか? オレンジを含め、柑橘の皮には精油成分が含まれているんです。その精油成分の油がお掃除にとっても向いているんですよ。どのようなお掃除に向いているかというと、柑橘の皮に含まれる精油成分の「リモネン」は、動物性の油分を分解する力を持っているため、食器などにこびりついた食べ物の油分などをキレイに流すことができます。また食器だけでなくガスレンジの周りなども、油の飛び跳ねをキレイに取り除くことができます。そのまま柑橘の皮で擦り付けて洗えば、スッキリと落とせますよ。

水垢も落ちる

柑橘の皮の白い部分は、水垢を落とす作用があります。ペクチンといわれる成分が含まれていて、シンクやトイレ、お風呂場などにも最適です。皮の白い部分で水回りを磨けば、輝きを見せるほどキレイにしてくれますよ。水垢もスッキリと落ちるので、見た目にも輝きを増します。つや出し効果があるため、フローリングや革製品なんかにも良いんです。キレイにしたい金属部分や革製品なんかがあったらぜひ試してみてください。

消臭効果に最適

柑橘の爽やかな香りだけでもとても癒されますが、皮は消臭効果もあるので、部屋中が柑橘の匂いだったら幸せな気分になれますよね。食器洗や水回りを掃除すれば、柑橘の香りが消臭効果になりますが、それ以外にももっと頑固なニオイいを消しをしたい場所ってありませんか? たとえば電子レンジの中など。いろいろな料理を温めたあと、特に肉料理や魚料理を温めると、嫌なニオイがこびりついてしまいますよね。そんな気になるニオイがあるときは、柑橘の皮をレンジに入れて1~2分温めれば、レンジの中は柑橘の香りで付いたニオイを取り去ってくれます。お魚を焼くガスコンロの中も、オレンジの皮を水と一緒に浸して少し温めておけば、ニオイも取り除けるし、リモネンの作用で油のギトギトも浮かしてくれます。お掃除も楽になるので、消臭効果対策にはとても最適です。

柑橘オイルを作っておく

たくさんの柑橘の皮が出てきてしまったら、そのまま絞って柑橘オイルを作っておきましょう。柑橘オイルは油分を落とすのにいい洗浄剤になるので、とっても便利ですよ。即席で欲しい場合はそのまま絞ってもOKですが、少し保存が効くようにするには、一度乾燥させてからエタノールなどに浸しておく方法です。この方法だと1~2週間ほど浸す期間が必要ですが、保存が利きます。
その他にも皮をコトコトと煮込むと柑橘水が出来上がります。そのまま直接コンロ周りのお掃除、トイレ掃除などに使えるので便利ですよ。

2015.03.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by トモミ

プロフィール:ちびっこヨガインストラクターとして毎日ヨガ漬けの日々を送る。 体を動かすのが大好きだけど、食べる事も大好き。 休みがあればカメラ片手に町に行ったり山に登ったり。