花粉症予防、美肌作り、疲労回復……旬の柑橘類は毎日食べなきゃ損!

2015.03.11

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あまなつ、でこぽん、ネーブル、夏ミカン、はっさく、グレープフルーツ……春から初夏にかけては、柑橘類が美味しい季節。さまざまな色や大きさ、甘味、酸味、香り……食べ比べてみると同じ柑橘類でもその魅力は実にさまざまで楽しいものです。


風邪予防や花粉症予防におススメ!

柑橘類と言えば、豊富に含まれるビタミンC。
ビタミンCは免疫力を高めてくれるので、風邪の防止や花粉症予防に効果的。これから季節の変わり目は、昼と夜の気温差でうっかり風邪をひきやすい時期(お花見の時期、夜桜は結構寒いですよね)。
また今年(2015年)は花粉の飛散量が例年に比べて多いんだとか。花粉症の人はモチロン、今はまだ花粉症ではない人も予防のためにビタミンCで免疫力をUPしておきたいですね。
柑橘類の皮や薄い袋、白い筋に含まれるポリフェノール「へスペリジン」はアレルギー症状を抑える働きがあります。
捨ててしまうという人が多いかもしれませんが、花粉症対策という面では、薄皮や筋は取らずにそのまま食べるのがおススメです。

春から強くなる紫外線対策にもおススメ!

春は紫外線量が一気に高くなる季節。そろそろ本格的な紫外線対策が必要です。
柑橘類に豊富なビタミンCは、お肌の細胞の中にあるコラーゲンの育成を助けてくれる働きがあります。保湿や美白美容液などのアウターケアも大切ですが、細胞の奥からキレイを作るためには食べ物でケアするインナーケアも不可欠!
ビタミンC豊富な柑橘類を毎日1個、食事に取り入れることをおすすめします。
朝のフルーツとしてそのまま食べたり、ヨーグルトに添えたり、夜はサラダの具材にしたり。
新鮮なレタスやベビーリーフにお好みの柑橘類をのせ、オリーブオイルや亜麻仁オイルを回しかけ、お好みのビネガーやブラックペッパーをかければ、それだけで抗酸化作用の高い美肌作りにピッタリのビューティーサラダが完成! クリームチーズやベビーチーズを混ぜるとより栄養価も高まります。

疲労回復、リフレッシュ効果も!

柑橘類に含まれるのはビタミンCだけではなく、「クエン酸」も多く含まれています。
クエン酸には疲労物質である「乳酸」を分解する働きや、新陳代謝を促進する働きがあります。このため、カラダに疲れが溜まるのを防ぎ、疲労回復に効果的と言われています。

季節の変わり目は気温の変化についていこうと体にも負担がかかります。
特に冬から春にかけては、新生活がスタートするなど環境の変化も多い時期。歓送迎会などの飲みの席も増えますよね。
こんな季節は知らず知らずのうちにカラダに疲れが溜まってしまうもの。適度に休息を取り入れたり、自分なりのリフレッシュ方法を見つけて気分転換をしたりすることも大切です。
栄養価の高い旬の果実を上手に取り入れて、美味しく楽しく、体の中からキレイと元気を磨きましょう!

2015.03.11

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Written by 國塩亜矢子

インナービューティー料理研究家・フードコーディネーター 「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆・レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。 女子栄養大学認定・食生活指導士1級 日本野菜ソムリエ協会認定・べジフルビューティーアドバイザー、調味料ジュニアマイスター、キッズキッチンインストラクター ★著書「決定版!節約・冷凍レシピ」(宝島社) ★ブログ:「旬食美人学~Let's enjoy meals & beauty !~!」 http://ameblo.jp/ayablo-1220/ ★HP:「旬食美人学」 http://syunsyokubijingaku.jimdo.com/