半身浴で下半身ぽかぽか、上半身を鍛える！

ダイエットや代謝アップに最適と言われている半身浴ですが、すでに試したことがある人は多いはず。しかし上半身が寒かったり、なかなか汗をかけないからとすでにやめてしまっている人も多いのも現実では？　ちゃんとした半身浴を行うことで、寒さにも負けない体質に変えていくことができ、さらに上半身も鍛えられるので、ぜひもう一度半身浴を始めてみてはいかがですか？

上半身が鍛えられる

上半身と言っても、特に背中の肩甲骨周りや首周り、わきの下あたりを鍛えられます。この箇所には代謝に関係する細胞が多く存在し、温めるよりも寒さを感じさせることで、よりその細胞が活性化させられるといいます。活性化させられるとどうなるかというと、だんだんとその箇所が熱くなり、たくさん汗が出てくるようになります。食べ物を食べたときに、汗をかきやすい部分がこの背中や首周り、わきの下あたりだと、代謝のいい体質を持っているとも言えます。半身浴をしているときにこの部分を湯船から出してたっぷりと汗をかけられるようになると、半身浴の効果が出てきている証拠でもあります。

冷えを気にしている人

冷え性の人は特に半身浴はとても効果のある改善方法です。半身浴をすることで、腰回りの冷えやすい部分、内ももの血流の悪い部分を重点的に温めていき、その熱を上へと押し上げていくことができるので、血流のめぐりを良くしていきます。下半身をしっかりと温めると、芯から体を温めることができ、上半身も自然とポッポッと温まり汗もかけるようになります。
首まですっぽりと体を温めてしまうと、あまり内側まで熱が伝わる前に、上半身が熱くなりすぎてしまいます。特に寒さを感じる首周りを温めると、体ももう温まったと思ってしまうので、長く湯船に入っていられません。体の芯を温めるためにも、半身浴をすることが重要になります。

汗をかけない？

半身浴をやめてしまう人の理由の一つに、湯船に浸かっているのに寒くって、汗をかけないというものです。半身浴は下半身を温めて上半身から汗をかくことで、代謝をよくしていきます。しかし、浴室が寒いと肩まで湯船に浸かりたくなりますよね。湯船の温度も意外に寒い40度以下とも言われていますが、寒い浴室を温めるのは浴槽に溜ったお湯でも意外に効果があります。浴槽に入るときには少し熱めの温度設定にして、2～3分程度肩までつかり、その後は半身浴をするのも効果的です。そのときに気を付けたいのは、上半身の濡れた肌をしっかりと拭き取るということ。またすぐに冷めないように、乾いたタオルを肩かけておくのもいいですね。

下半身は上半身よりも温める

上半身の特に肩甲骨、首周り、そしてわきの下などは、下半身よりも体温が低いことでより代謝アップ、そして汗をかける体質にすることができます。そのため、みぞおちから下の下半身部分を温める半身浴は、代謝アップにとても効果が期待できます。上半身が下半身との温度差に反応するので、上半身からより汗が出るようになります。
このように上半身が鍛えられるような半身浴をすれば、代謝アップに繋がり体質改善ができるので、ダイエットの強い味方となってくれますよ。