がんばれ女性リーダー! あなたが部下を持った時に心がけておくべきポイント【前編】

2015.02.10

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あなたに部下ができること。それは素晴らしいことです。あなたが誰かの部下であったように、あなたがキャリアを積めば部下ができます。その部下をどう育てるかは、あなた次第。
今回は部下とのコミュニケーションに迷ったあなたに捧げるお話です。


プライベートの話は相手からされるまでしない

向こうがプライベートの話をふってくるまで、こちらはプライベートを出してはいけません。
女はあくまでミステリアスでよいのです。なんでもかんでも開示する必要はありません。知りたければ聞かれている、ということです。

人の行動は、まず理由がある

人の行動には、必ずその人の中で理由があります。
部下が自分ではしないだろうなと思うことをしている時は、理解不能だとつっぱねて頭ごなしに叱るのではなく、「どうしてこの人はこの行動をしたのかな」とまず考えてみましょう。
叱るという行為は、愛があればそこまでの軋轢を生むことはないのですが、互いの心になんらかの傷をつけることは確かです。それより前に、まず彼らの立場にたって、状況を考えてみてください。
部下がいた状況を思い、部下の体調のコンディションを思い、部下のその時の心情を思い、そしてなぜその人がその行動を選んだのか。何を求めて、何をしたくて、その行動をしたのかまで、じっくり思いをはせてみてください。
そしてその後に、部下にまず気遣う一言をかけてあげてみましょう。これだけで、彼らの心はあなたの思いやりを感じて、少しずつ開き始めます。彼らの思いに寄り添うことで、彼らを理解しようとしている姿勢を見せ、そしてそれを崩さないことです。

親しい=ナメられる、ではない

何でも話せて、フランクに接することができて、時にタメ口で友達みたいな人間関係を目指すことは間違いではないです。それで仕事が円滑に進むのであれば、ひとつのやり方です。
ですが上司として、距離が近くなることはナメられる原因になります。これを忘れてはいけません。
ある程度の心の距離は保つべきですし、友達のように接する必要はないのです。上司と部下というパワーバランスを保つことは、あなたの大事な仕事です。

▽ 後編に続きます。

2015.02.10

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。