失敗を活かすために。「もう自分を責めるのは止めよう!」と思える理由4つ

2015.01.29

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仕事や人間関係で失敗するたびに、何かと自分を責めてしまう……。そんなクセを持つ女性って多いですよね。自分を責める人は謙虚に見えますが、あまりプラスはない、むしろ損している部分も多いのです。
失敗を前向きに活かし、自分らしい人生を歩みたいなら、自分を責めるのは止めた方がいい。そう思える「自分を責めるデメリット」を4つご紹介します。


1:心身&時間の負担が大きい

同じ失敗をしても、ほとんど自分を責めない人もいます。彼女たちに比べれば、自分を責める人は精神的負担・身体的影響(便秘、吹き出物の悪化など)・時間的な無駄のなんと多いことか……。
いくら自分を責めても、一度出た結果を変えることはできませんよね。

2:責めて終わり、になりやすい

自分を責めて冷静でいられる人は、ほとんどいません。あらゆる妄想や、感情の暴走が止まらなくなるのが普通。関係ない過去やコンプレックスまで責め出したり、自分の全てが嫌になったり、落ち込み過ぎたり、やる気がゼロになったり……と冷静さを欠きます。
失敗した後に1番大切なのは、冷静に根本的な問題解決をすることですよね。

3:他の問題を見落としやすい

自分を責めると、問題を自分のみに置きがちになります。また、自分側からしか物事を見られなくなります。しかし失敗の原因はたいてい1つではなく、複数の問題が絡み合うもの。相手側や相性といった問題も、必ずあります。自分が考えもつかなかった、自分の本当の問題もあります。
自分ばかりを責めず、公平に問題を探すことが大切ですよね。

4:「どうにもならないこと」も多い

「自分を責める=自分に期待している」のと同じこと。「自分さえ頑張ればどうにかなった」と、期待してしまいがちです。しかし世の中には、どうにもならないことも多くあります。どう努力しても結ばれない人もいれば、どう努力しても手に入れられないものもあります。
「どうにもならないこと」を知ることで、はじめて自分にできることを考えられるのです。

責めなければ見えること

自分を責めなければ、冷静に物事を見たり、第三者の意見を素直に耳に入れることができます。そうしてはじめて、「本当の自分の問題点や相手側や相性といった問題、どうにもならないという摂理、根本的な問題解決策」などが見えてきます。失敗を活かして自分らしい人生を過ごすためにも、自分を責め過ぎないでくださいね。

2015.01.29

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記事を書いたのはこの人

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Written by 宮野茉莉子

84年生まれの哲学ライター。東京女子大学哲学科卒業。野村證券を退職後、2011年よりライターへ。主に生き方や働き方について、哲学を交えた本質を探る記事を執筆。他、子育て、夫婦、FPとしてマネーなど、6媒体で執筆中。愛雑誌は『PRESIDENT』。現在一男児子育て中。 Facebook→https://www.facebook.com/miyano0928 blog→http://blog.livedoor.jp/miyano0928/